栃木くんのがん、その後 | 髭の拝さんのブログ

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病について分子栄養学的観点で思い付くまま書き記しますが、中身は栄養素の生理活性をお知らせしながら
健康回復の道筋を説きます。
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今日は話題を変えて、久々に栃木くんのがんです。

今年、113日に栃木君と話をした。

「その後、肝転移したがんへの放射線治療について、会員制のクリニックの医師とは話が進みそうですか?」と尋ねた。

彼は「いや、まだ・・・」と云う。




「会員制クリニックの医師は、今ならば、3日の放射線治療で済むと言うのだから、このまま時間が過ぎると、3ヶ月間で1cmから2cmに成長したガンは、一ヶ月・二ヶ月後には3センチの大きさに成長することだってある。」「2cmが3日間の放射線治療で済むのなら、3cmになると2倍の体積に膨らむのだから、5日間とか6日間かかることになるかもしれない。早く、話を進めたほうが良いよ。」と言って、その日は別れた。

その後、仕事の話もあるので時々会話を交わしていたが、彼からがん治療の話は持ち出されなかった。(治療についてしつこく言うと、きっと、彼にはストレスになるのだろうから、私からは切り出さないようにしていた。)



127日になって彼は、明日病院に行ってくる、と云う。翌28日に紹介された県内の大学病院で治療の説明を受けた、と電話をくれた。

予定では214日に入院して、検査・治療終了まで3週間以上掛かるらしい、と云う。まぁ、方向性が決まったのだから、それで良かったのだけど、少し、手際の悪さにイライラした。それは彼もそう思っただろうが、実際、彼の結論が煮え切らないので、致し方ないところだと私は思った。




1219日に大腸がんが肝転移した様子が検査で判明した。そして、入院まで約2ヶ月間、検査も治療方針の決定も、何も進展しなかったことに、苛立ちを覚えた。その程度の準備期間は当たり前と言われれば、それ以上何も言えないけれど、・・・(私の妻の時と比べると、新幹線の速さと田舎の鈍行列車のスピードを比べるくらい遅すぎる。私がイライラしても仕方ないのだが、彼のがんが余り大きくなっていなければいいな、と思うからである。)



でも、1219日の検査結果を見たとき、会員制クリニックの医師は、方針を提示していた。肺転移したがんの成長は止まっている。成長の激しい肝転移のガンだけを放射線で治療したら良いと思う、と医師は説明してくれた。それに彼は納得した。(高濃度ビタミンC点滴が始まって3ヶ月間は、肺転移したがんの成長を抑えられなかった。しかし、栄養療法とその後の3ヶ月間のビタミンC点滴が、がんの成長を止めた、と云う現実を見たからだろう。)




栃木くんのがん、次の報告は2月末か3月になりそうです。