心と身体を緩めて穏やかなあなたへ戻す場所

 

治療院 『ばいたるえなじ~』

癒し手しげさんのアシスタント、くみです。

 

 

 

 

 

私事で恐縮ですが、
密かに?ジークンドーを続けております。



格闘技になんて全く縁のないところで生きてきた私が、
どうして武術を始めることになったのか…。








私は今、
しげさんのアシスタントであると同時に、
弟子として施術を学んでいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


そしてばいたるの施術を学ぶには、
生命力と呼ばれる類いのエネルギーについての理解が必要なのですが、
話は、私がしげさんの弟子にしてもらうことが正式に決まった日に遡ります。




私が弟子となったとき、
しげさんから一番最初に聞かされた話です。




 




うち(治療院ばいたるえなじ~のことです)ではよく、
【生命力】という言葉で表しているけど、
これって、世間一般では【エネルギー】って言われているもので、
その本質は、中国の人が【氣】と呼んでるものと考えればいい。



でね、
中国の人々が歴史の中で、
その【氣】と名付けたエネルギーをどうやって活用するか、
色々と模索しながら系統立った方法論を構築して、
それを現代まで伝承してくれているんだけど、
メジャーなものが三つあって、
誰もが知っていると思うけど、
【風水】と【気功】と【功夫(クンフー)】がそう。



これらはみんな、
【氣】というエネルギーを活用して、
その恩恵をどう享受するか、っていう集大成なわけ。



それぞれが、全く違うもののように感じるかもしれないけど、
どれもみんな【氣】という言葉を使ってるし、
その【氣】と呼ぶエネルギーは、
たまたま名前が同じっていうことではなくて、
全く同じもののことをいっているんだよ。



この三つの中で、
【気功】と【功夫】のふたつには、
それぞれ【功】という同じ漢字が入ってるでしょ?

 


このふたつに使われているときの【功】の字が指し示す意味って、

『一つの業(わざ)を身に付けるために、
長期に亘って反復して鍛錬を繰り返すこと。
または、その鍛錬により身についた業のこと』
ということ。



だから、【風水】だけはちょっと毛色が違うけど、
【気功】と【功夫】は、
同じ【氣】というエネルギーについて、
このエネルギーを活用すべく編み出された方法論を以って、
長期に亘って鍛錬を繰り返すということだし、
その繰り返しによって身についた業のことを指してるんだ。



言い換えると、
同じエネルギエネルギーの活用方法なのだから、
【気功】にできることは【功夫】にもできるし、
【功夫】にできることは【気功】にもできるってこと。



一般的に考えると、
【気功】とは人の身体を癒すためのもの。

 


でも【功夫】は真逆で、
人の身体を攻撃するための、
言うならば人の身体を壊すためのものだよね?


イメージ的にはそうかもしれないけど、
【気功】と【功夫】って、
背中合わせで立っている双子みたいなもん。


普段どっちを向いて立っているかっていうだけで、
できることは同じなんだよ。


勝手なイメージだけど、
【気功】の達人のお爺さんって、
村に悪者がきたら吹き飛ばすでしょ?
これって、【功夫】じゃん?

 


反対に、
【功夫】の達人って、
弟子とか周りの人が怪我したら、
治してくれるでしょ?

これって、【気功】じゃん?


どっちも、
同じ理解に基づいた鍛錬法だし、
技術なんだと思うよ。


日本で言えば、
お侍さんの身体の使い方に関する理解とか。
だから、中国武術とか、日本古来の武芸とか、
そういうのって全部エネルギーに関する理解の集大成なんだ。
知らんけど(笑)









私としては、
このお話がとても印象的で、
すんなりと腑に落ちて納得できたのですが、



その一方で、


『でも【ばいたるえなじ~】だって、
全く同じではないかもしれないけど、
【気功】と同じ理解に基づいた施術だし、

しげさんのエネルギーに関する理解だって、
【気功】や【功夫】に全く引けを取らないのに、

なんで【ばいたるえなじ~】は怪しまれたりするの?』


という怒りにも似た?感情がこみ上げてきまして。



『じゃあ、
私が武術とか武芸とかを学べば、
もっと施術を理解できるかもしれない。

もし、そのジャンルで一廉の者になれたら、
しげさんやばいたるえなじ~が怪しまれなくても済むようになるかもしれない!』


まぁ、私の動機なんてこんなもんです(笑)



で、当時、
しげさんが勉強のため?によく見ていた武術系の動画を、
一緒に観るようになりまして、
色々な武術の中で、
何故かとても惹かれた石井東吾先生のジークンドーの道場に入門しました。


それが一昨年の夏の終わりのこと。









稽古は毎週一回で、
かれこれ一年半以上も通っているのですが、

私の元々の基本性質が草食動物系だからか…


ミット打ちなんかは全然平気なのに、
タッチゲームやマススパーリングといった、
実際の闘いを想定した対人練習がとても苦手でした。



人を殴るのも殴られるのも絶対にイヤなんです。


というか、とにかく怖い!




対人戦闘の練習ですから、
パートナーの人は私に向かって攻撃を仕掛けてきます。

 


そういう意思というか、意図というか、
そう言ったものが自分に向けられていることを感じると、
どうしても気後れしてしまうんです。


ミット打ちでは上手に出来るようになったことが、
対人練習では全く出来ない。

 


怖いし情けないし、
稽古から帰ってきて何度も悔し涙を流しました。




そんな感じで思い悩み、しげさんに、


『ステップを含めて基本的な動きを徹底的に練習して、
もっと自信をつけることが大前提なのはわかります。


それを大前提にした上で、
気持ち的には、
「私も相手のことをボコボコにしてやる!!!」
と思って挑んだほうがいいんでしょうか?』



と、相談してみたところ…
こんな風に答えてくれました。








『相手に敬意を払い、
感謝して胸を借りるんだよ。

その上で思い切りぶつかるの。

相手に対して敬意がなかったら、
それはただの暴力になる。

でもさ、
くみさんって道場では一番の下っ端でしょ?
一番の下っ端じゃないにしても、末弟もいいとこでしょ?

相手を殴りたくないとか、失礼だよ?


子供に算数を教えてるときにさ、
子供は本当は答えがわかってるのに、
「ここで正解を言ったら、せっかく教えてくれているのに申し訳ない」
とか考えて、
「わかりません」
って言ったらどうよ?
そういうことだと思うぞ?

くみさんは武術を学んでるんでしょ?』





 



なるほど…。




「こんなへっぽこの相手をしてくださりありがとうございます!
胸をお借りします!」


それからはこんな風に思うようになり、
逆に思い切りいけるようになりました。



やはり施術と武術は通じるものがあります。何事も感謝が大事なんですね。


日々精進したいと思います。

 

 

 

 

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