こころと身体を緩めて穏やかなあなたへ戻す場所
治療院 『ばいたるえなじ～』
癒し手しげさんのアシスタント、くみです。
しげさんは、心の不調を訴えられるお客様に、
よく『病名に振り回されてるよ？』と言います。
最近では慣れっこになり、驚くことはなくなりましたが、
アシスタントをさせてもらうようになって、
初めてそういうお客様の施術に同席した時には耳を疑いました。
だって、心療内科にかかっていると言われるお客様に向かって、
『これはあくまでも僕の私見だから、賛否両論あると思うけどね。
「やる気が出ない」っていうののどこが病気なの？
「一度たりともやる気が出なかったことなんてない」っていう人がいたら会ってみたいよ。
僕、しょっちゅう「やる気が出ない」って言ってるけど、それが悪いこととも思ってないし、ましてや、それが何か病気だなんて思ったことないよ。
【不眠症】って言葉もよく聞くけど、眠れない病気なんてないって。
そんなこと言ったら、寝つきの悪い、寝かしつけに苦労する子供ってみんな病気じゃん？
誰にだって眠りに入り難い時はあるよ。
でも、それは病気なんかじゃなくて、
身体が安らかに眠りにつける【状態】ではなかったってだけだよ。状態の話だって。
西洋医学って、なんにでも名前を付けて病気にしたがるんだよ（笑）』
なんて言うんですよ。
言うよね〜
でもね、
『っていうことは、眠れる身体の状態っていうのもあるわけで、そんな状態にすることなんて、超簡単だよ。やってみる？』
なんて言いながら、お客様を仰向けにして、
腕をゆらゆら、足をゆらゆらさせていたら、
不眠で苦しんでおられるはずのお客様が１分もしないうちに寝息を立て始めたんです。
本当に目が点でした…。
しげさん曰く、
『身体に力が入ってたら眠れるわけないじゃん？
眠りたいんなら、身体から無駄な力を抜けばいいんだよ』
だそうです。
あの時の、当たり前じゃんっていうしげさんの顔、皆さまにお見せしたい…
気になってしげさんに色々と聞いてみたのですが、事もなげに
『ただ、身体を揺らしながら、身体の力が抜けるポジションを探しただけだよ』
と。
いやいや、そうじゃなくて、そのポジションを教えてください
（笑）
そんなやり取りを、寝付けずに寝返りを繰り返していた昨夜、急に思い出しましたので公開します。
① 仰向けになります。
② 枕は使わず、仰向けのままで【気を付け！】の姿勢を取ります。
③ 小学一年生のする【気を付け！】のつもりで、真面目にその姿勢を取り続けます。
④ 身体のあちこちが痛くなってきます。
⑤ 右腕だけ力を抜き、少しずつ脇を開いていくと、ある角度まで開いたところで痛みが和らぐので、右腕はその角度のままにします。
⑥ 左腕を⑤と同じように開いていきます。痛みが和らいだらそのままにします。
⑦ 右脚を少しずつ開き、痛みが和らぐ角度を探します。見つかったらそのままにします。
⑧ 左脚を⑦と同じように開いていきます。痛みが和らいだらそのままにします。
⑨ 顎を出したり引いたりして痛みが和らぐ角度を探します。見つかったらそこで深呼吸を繰り返します。
気を付けに限らず、良い姿勢を取ろうとすると、身体のどこかに力が入りますよね。
その状態では眠りづらいよ、ということなんですね。
【大の字で寝る】という言葉があるように、眠りやすい姿勢というのは手足が開いた姿勢なんだそうです。
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『身体に力が入ってたら眠れるわけないじゃん？
眠りたいんなら、身体から無駄な力を抜けばいいんだよ』
なかなか寝付けないとき、リラックスしたいとき、ぜひ試してみてくださいね
更に強力なやつ
笑
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