こころと身体を緩めて穏やかなあなたへ戻す場所
治療院 『ばいたるえなじ~』
癒し手しげさんのアシスタント、くみです。
本日ふた組目のお客様は小学6年生の男の子でした。
ソフトボールを頑張っていて、キャッチャーをされているそうです。
が、膝が痛くてしゃがむのが辛いとのことで、
ばいたる道場門下生のお母さまが治療院に連れてきてくださいました。
以前にもお話ししましたが、
しげさんは、どんな症状の患者さんにも同じ施術しかしません。
ただ、全身を緩め、歪みを正すだけ。
そして施術後。
しげさんは膝の痛みが無くなったと喜ぶ男の子に、
「えらい縮んでたなぁ」
「最近背が伸びたんじゃない?そういう時って、いつも以上にしっかりとストレッチをしなきゃダメだよ」
と言われました。
それを聞いたお母さまは
「成長痛ですか?」
と質問をされました。
以下、質疑応答形式でご紹介します
「それもあるかもね。ただ、一番大きいのはストレッチ不足だと思うよ。」
「スポーツをしている子ほど成長痛が激しい印象があるのですが?」
「成長痛って、急激に伸長が伸びるときには骨の成長の方が早いから、急激に伸びた骨の成長スピードにその部分の筋肉の成長が追い付かないで、筋肉に引っ張られる形で関節が詰まったようになることが痛みの原因なんだよ」
「ええ。」
「人間の身体で一番大きな骨って大腿骨なんだ。そして、同じく人間の身体で一番大きな筋肉は大腿四頭筋だから、膝の上で一番大きな骨と一番大きな筋肉が綱引きをしてるようなもんだからさ。要するに、一番大きな骨が急激に伸びると、一番大きな筋肉がそれを引っ張るの。」
「なるほど。」
「そして、大腿四頭筋って膝を伸ばすための筋肉だから膝関節を跨いでるし、その内の大腿直筋って股関節も跨いで骨盤とも繋がってるから、成長痛って大体の場合は膝と腰に出るでしょ?」
「そうですね。」
「普通に考えたら、成長痛とスポーツをやってるかどうかは関係ないはずだよ」
「そうなんですか?」
「でも、スポーツをやってる子って、やってない子と較べたら筋力を使ってるじゃない?」
「えぇ。」
「筋力を使うって、結局は筋肉を縮めるってことだから、特に成長期にはその分念入りにストレッチをしてやらないと、余計に筋肉の長さが足りなくなるってわけ」
「あぁ、そっか~。やっぱりストレッチって大切なんですね」
そうなんです。ストレッチは本当に大切なんです
明日のストレッチ講座、まだまだ参加者募集中です。
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