ドイツの女のこ


  15日日曜日は、さらにいい天気になった。皆、海に入って泳いだり、波が来るたびに飛び上がっている子供たちなど、よく考えると日曜日には、地元の人たちも結構大勢来ていたのだ。沖のほうを見ると数人が、泳いでいるのではなく、歩いている。アドリア海はとても遠浅なのである。


遠浅


 このイエゾロを車で西の端まで行く。トレポルティの港では、ヴェネツィアのヴァポレットが30分に一本ブラーノ島へと出ている。ヴェネツィアを囲むラグーナ(潟)の東側だから、わずか10分ほどでブラーノだ。

treporti桟橋


ブラーノ桟橋


 ヴェネツィアのサン・マルコ周辺は、観光客がまず最初に行くところ。他の島には、ガラス細工のムラーノ島、原始的自然が美しいトルチェッロ島もあるが、私は、ブラーノ島が好きで、レース細工も有名だが、何より、どの家もカラフルで、心が軽くなる。ここでも運河が通り、ヴェネツィア情緒も満喫できる。


 


ブラーノ家並み 2色塗装


 パオラさんが突然面白い家を発見した。カラフルなだけではなく、一つの建物が、左右にピンクとグリーンの2色で塗装されている。おまけにロッジャが美しい柱で支えられているのにはとても気に入った。

 ここでは生活がすべて見せられている。でも、家がカラフルだから、実際に住んでいる風に見えないけど、住んでも楽しそう。


 半日ブラーノ島を散歩してイエゾロに帰ることが出来る便利さを実感した。