イタリアで最もクリックされるサイトはロック歌手「ヴァスコ・ロッシVasco Rossi」のものだそうだ。このイタリアで最も人気の歌手は、いつもミリタリー帽子をかぶり、気さくな格好で登場するが、このたびミラノのコミュニケーション大学Iulmから名誉学士を受けた。彼を含むエミリア・ロマーニャ州（ボローニャがある州）の人たちは、イタリアでも特に有名人が多い。ルチアーノ・パバロッティ、エンゾ・フェラーリ（フェラーリ社の創始者）、フェデリコ・フェリーニ（映画監督）、ルーチョ・ダッラ（歌手）などなど。
以前のブログでも書いたイタリア系アメリカ人もそうだが、電池の発明家はアレッサンドロ・ヴォルタ、ラジオの発明家グリエルモ・マルコーニ、レオナルド・ダ・ヴィンチ、ミケランジェロ、ユリウス・カエサル（シーザー）。有名ブランドの会社名はすべてデザイナーや創立者の姓名だからアルマーニ、グッチ、プラダ、ジノリ、など当然有名になるシステムである。
個人プレーが得意なイタリア人は、芸能人や建築家、アーティストなどなどでの活躍は目覚しい。
個人の才能を引き出す何かがあるからだ。