相も変わらず様々な女性について語り続けた今週でしたが、たくさんの楽しいコメント、ありがとうございました!

今週もお返事の時間、いってみましょー!!

 

まずは、アメブロコメントに御大登場、という感じのFuyukiおにいさまからは、

 

皆さま深いなー。

 

と。

以前から、某所では、「サロンメンバーの皆様のコメントも楽しくて楽しくて!」とおっしゃってくださってたんです~!

ほんと、いろいろな立場の美女たちがいろいろなコメントが、文芸サロンの支えです・・!

ぜひFuyukiおにいさまも皆様も、これからもぜひよろしくお願いいたします!

 

■ヴィヴィアン問題

私がやたらと贔屓している湖の姫・ヴィヴィアンですが、みなさまから興味深いコメントをいただいているのでまとめてご紹介いたします。

 

ヴィヴィアンは、超越した感じですが、(一応人間の)グイネヴィアやモルガンと違って精霊or女神様だから、人とは感覚が違うかもしれません。(木月さんより)

 

逃げるは恥だが役に立つというドラマを思い出しました。「私たちの周りには沢山の呪いがあるの。自分に呪いをかけないで。恐ろしい呪いからは、さっさと逃げてしまいなさい」セリフのとおり全速力で逃亡して皆幸せになれないものなのか。グウィネビアとモルガンは呪いの業火で身を焦がして、ヴィヴィアンは関係ない顔で逃げ切れているようだけれど…本当のところはどうなんでしょう。
でも業の深い人間って何だか魅力的なんですよねぇ…(mafちゃんより)

 

ほかに、大物の悪女、いたっけ?!とおもってたら、ヴィヴィアンですか♪
うんうん、ベニカちゃんは、モルガンより、湖の姫のほうが、似合いますね。
わたしは、単純なので、湖の騎士、とか、サラセンの王子、とか、わくわくします。(メアリ様より)

 

そうなんですよね、ヴィヴィアンは人外だから、ちょっと感覚が違うというのはあるかもしれない。

そして人間である以上、いわゆる「呪い」からは逃れられないのかもしれない、というのはありますよね~。

これは意外と興味深くて、というのは、同じ人外というくくりで言うなら、神話界の女神たちもたいがい業が深いというか、恋愛にはまあまあ執着してるんですよね。でも意外と女神さまたちは母性本能は薄いなあ、と思ったりしています。ギリシア神話の神々の女王・ヘラなんて、結婚の女神だし夫の浮気には異様に反応するわりに子供には冷淡なところあるしね・・

いやそれ言うと話が長くなるんですが、

ヴィヴィアンは恋愛にも執着がない当たり、「恋愛への執着で身を焦がしまくる人間たち」との対比的な意味合いもあるのかな、と。女神ほど超越的な存在ではないし、人間界の土俵でいろいろやっているからこそよけいに際立つというか。

ヴィヴィアンを目指すにはまず人間をやめるところから始めないといけないのか・・と思うと道のりは遠いですが・・・

あとちょっとおもったのは(逃げ恥は見ていないのですが、石田ゆり子さんが神な奴ですよね)、やっぱり人間の女って「年齢制限」が呪いの根源のような気もしてきますね。

ヴィヴィアンはランスロットの育ての親、ってだけで、ほかの人より少なくとも1世代上のはずだけど普通にうら若き美女のいでたちで登場してくるし、ということはヴィヴィアンには年齢制限がない。だからこその余裕なのか・・?

人間の女は、いわゆる「美しい女」でいられる時間が限られているからこそ呪いに身を焦がすのでしょうか。

お、おそろしい・・・・・・・・・・・考えないようにしよう・・・・・・。(何このバッドエンド)

 

湖の騎士もサラセンの王子もわくわくしますよね!!わかります!

二つ名って昔から欲しかった!大親友のクロハには「辺境の鬼姫」という二つ名があって羨ましかったなあ・・

 

■アストラットのエレイン(シャロットの姫)問題

このアーサー王シリーズの発端でもあるシャロットの姫、別の名前ではアストラットのエレインについて、メアリ様より。

 

これだけ、書いておいて、わたしは、エレインにします。
映画でも、アストラットのエレインが、準ヒロインで、いい役なんですよ。
「(王妃様ほどは、愛してくれなくても)わたしは、幸せよ、ラーンスロット。
もう一度、うまれてきても、同じ人生がいいわ。ひとつのこらずよ。おぼえておいてね」
と、夫のラーンスロットに、言うのです。
ラーンスロットも、映画では、妻のエレインを、憎からず思っていて、大事にしている。
そして、ギャラハドが、生まれます。
だから、純愛物語に、脚色されてるんです。
王妃との恋も、せつない。

アーサーは、ベニカちゃんが、おっしゃるように、じつに、ふところ が、深くて、「これだけいい男だったら、仕方がないだろう」
と、ふたりを、黙認していたのですが(メアリ様のコメント、一部抜粋)

 

いいですねえ、このセリフは私でもグッとくる!!

シャロットの姫バージョンでは恋するランスロットと会話もせずに勝手に死んでしまう彼女ですが、アストラットのエレインとしての物語では、一応、ランスロットに思いは打ち明けているんですよね。ガラハドの母親は本来はエレイン違いじゃないか、というのもありますが、っていかエレインいっぱいいすぎだしね!!全員のエピソードまとめてもらったほうがむしろすっきりしますよね、わかります。

 

それにしてもつまるところあれですよね・・一夫一妻制度って誰が決めたの、みたいな。

関係者がそれでいいなら、よくない?と、このコメントを拝見していて思ってしまいました・・

 

時々言われることですが、アーサーはアーサーでグイネヴィアのこともランスロットのことも(禁断の恋みたいな意味も含めて)愛していたのだろうと思うし、それでアーサーがいいなら、よくない?

グイネヴィアはやきもちやきだから、エレインのことは嫌かもしれないけど、そもそもそこでどうこう言える立場じゃないわけだし、もうみんなまとめて幸せ、っていうんじゃだめだったのかなあ・・。

少なくともアーサーからしたら、ちょっと下世話な言い方になりますが「愛するランスロットと一人の女を共有する」というのは嫌なことではなかったのだろうし、そこは源氏物語の朧月夜をめぐる兄弟(朱雀院と光源氏)にも通じるところがあるし、きっと男性目線ではあり得る話なんじゃないかと・・いやわかんないですけど。

なんかすごい話になりそうなのでこの辺で撤退しますけれども(笑)

 

■絶世の美女占い問題

10年以上前に作った占いがいまさら皆様に楽しんでいただけて、何よりでございました!

皆様の結果のご報告を聞いては、勝手に「なるほど・・」と納得しております(笑)

Jasminお姉さまのマリー・アントワネットは意外でしたが・・

かく言う私は、先ほど試してみましたが、10年前から一度も結果が変わったことがありません。華麗なる女王ですwww

 

絶世の美女占いだったら、アルフォンス・ミュシャを世に出した功労者の、ベル・エポックの花、アールヌーボーの中心人物だったフランスの大女優サラ・ベルナール様も入れて欲しいです…(超小声)(木月さんより)

 

凄い月並みなんですが、私はミュシャの大ファンなので、サラ・ベルナールも、オフィーリアとシャロットの姫と並んで寝室にいます(笑)ロレンザッチョのポスターw

展覧会行きたかったな~!

超たくましいけどエレガント、というのは素敵ですね。あまり、その生涯を詳しく知らなかったので興味津々です!

大輪の花を咲かせるには、ある種のハングリー精神は絶対に必要だと思うんですが、その見せ方というかこなし方、みたいなところで差がついてきますよね。

新版・絶世の美女占いを作るときにはぜひ、登場する美女候補の一人として筆頭に挙げさせていただきます!!

 

■ZARAとJO MALONEの香水問題

ZARAでお試しサイズが販売され始めましたが、、本日もお目当の香りの入荷タイミングを外し、ようやく第二希望の香り1つだけ買えました…(ま。さんより)

 

私は発売日当日、お昼前にネットで購入したんですが、その日のうちに完売になり、ときどき再販されているけどそれもあっという間に品切れになっているこのシリーズ。

転売ヤーの方々も暗躍しているようで、私もほかの種類が買えなくてほとほと、困っています・・

そもそも香水をネットで買うという難易度の高いことをやる人がこんなにいるのか、という驚き・・!

 

私はなぜか香水とジュエリーだけは値段の高いものを買う、という癖があるので、これまでもかなり高額の出費をしてきた自信があるのですが、安くても買えないんじゃ困っちゃうよね・・転売で高くなっているとか、本末転倒だし・・。(誰も得しないやつ)

 

早く普通に買えるようになってほしいなあ、と願うばかりです。

 

■外国文学問題

手弱女より強い女、惹かれます!!
単純に強いというよりかは、美しく賢く、自分の運命を自分で切り開こうとする強さに共感します。
悪女といったらモル・フランダース(byデフォー)とか魅力的だと思います。
対して、善女でも魅力的なのはアリエナ(大聖堂byケン・フォレット)で、強さと美しさと賢さを全部持った現代的なヒロインだと思います。(Tくんより)

 

文学上のヒロインをいろいろ語っている私ですが、お恥ずかしいことに、ここ10年以上、こういう壮大な外国文学をちゃんと読むことをやめてしまったなあと反省いたしました・・。

デフォーなんて久しぶりに名前を聞いたし(ロビンソン・クルーソーを子供の時に読んで以来だな)、大聖堂も高慢と偏見も、読もうと思ったまま手を出さずにおいているなあ、と。

読書傾向って、知らず知らずのうちに偏っちゃうものですね。最近は日本文学ばっかり読んでた。太宰と坂口とか三島とか川端とかー。

 

思い返せばおそらく、「小説は原語で読もう」と思っていることがいけないんだなあ・・さすがに、文学作品を英語なりイタリア語なりフランス語で読むには日本語の倍以上時間がかかるので、それで思わず日本語の小説ばっかり読んでるんだ!と気が付いた!!

というわけでここは変なこだわりを捨てて、翻訳ものの外国文学を読むことに着手しようと思います!

感想は読み終わった後に!!

 

というわけで今週も楽しい一週間でした。お付き合いいただいた皆様、ありがとうございました。

まだコメントしたことない!というそこの美男美女も、いつでもご参加くださいね。

来週も素敵な一週間になりますように♥