さて今週もやってまいりました日曜日!

皆様からの嬉しいコメントにお返事をするという体で、話題になった件について書いてみたいと思います!

 

>Hとエロス問題

エロス、というのが小さな天使風、あるいは若いイケメン風の恋の神の名前であり、いわゆる日本での「エロ」とはちょっと違うんだ、というお話しはそれなりに楽しんでいただけたようなのですが、

一部で話題になったのが

「イタリア語やフランス語・スペイン語などではHの発音がない」問題。

アルファベットで表記するところの「HERO」とか「Hellow」などの言葉は、すべからく「エロ」「エロ」と読まれることになり、本邦が誇るHellow Kittyは

イタリア語発音では「エロ切手」にしか聞こえない、とご紹介したところ、

キティラーを自称されるY先輩から

フランスでは「エロキチ」と言われてショックだった、との情報が(笑)

エロ切手もすごいがエロキチもすごい。キティちゃんもびっくり。

そしてさらにTさんからは、

Hがないからエロく聞こえるってパラドックスだよね!

との天才的なひらめきが!!!

確かに~!!! Hがないからエロく聞こえる。名言すぎる。

ベートーベンの傑作「英雄」も、イタリア語にすると「えろいか」(英雄的、という意味ですが)。

Hがないからエロく聞こえるのよ~!!(英語ならHeroic、ヒロイック、となるところですね)。

もちろん、ヒーローも、イタリア語にすると「えろえ」。Hがないからエロく・・(もういい)

 

>女二人に挟まれた男問題

尊敬する大先輩であるM先輩によると、

今さらですが、私も多分女心というものは永久に理解できぬまま、死んでいくんだと思います。(中途省略)幸い、そのような修羅場(女二人が男を争う)は経験したことないのですが、女同士が争ってる時に、ふと1人になりたくなる気持ちにはとても共感します。(コメントより一部抜粋)

とのこと。

男って、やっぱり(笑)

でもこれは真理かもしれないですね・・メアリ様が言及されていた、嫁姑問題とかもそうですが、男性はとかく女性同士の争いにはかかわりたくない、と思っている節がある。

それは多分、よく言われるところの「女性は共感を求め、男性は解決を求める」と同じことのような気もするのですが、

女性は何しろ、「共感」してほしい、「愛して」欲しい、「味方になって」欲しいわけで、仲裁してもらったり解決してもらってもうれしくないわけですからねえ。嫁姑でも結局そういうことじゃない?

「お前の言うこともわかるけど、俺に免じて、あちらも立ててくれよ」

とか言われても、「味方になってほしい」という欲求に関しては何の解決にもならないじゃないですか!

そして男はそんな女たちの欲求を理解するはずもなく、ふと一人になりたくなる、とw

男女の関係は普遍的ですねえ~で、すむのか・・?

でも別所のコメントでF様が
「これを語り継いでええの?というか語り継いでいるからには程度の差はあるけど、まさか今もどこかで同じように現実にやってる人が・・・って思ったり

と書いてくださっているのですが、まさにそういうことなのかもね。

教養と言われるものが面白く、また大切であることの理由の最たるものはその「普遍性」ですから。

今にも通じる話だからこそ、何千年も、廃れることなく、一部の人の「あるある、わかるよそれ」を糧に生き残っているということなのでしょう。

 

 

>三島と精神の病問題

やはり文芸サロンでは三島由紀夫先生のことは「三島」と呼び捨てするのが粋というものですよね、メアリ様!(え、そうなの?)

私は最近はすっかり太宰、あるいは坂口(安吾)派になってまいりましたが、まあなんていうんでしょうか、三島にしろ太宰にしろ作家と言えば精神の病、というのが定番ですよね。

いや今でも本気で文学と向き合っている作家さん達にはその傾向がある方もいらっしゃいますが・・そして、私が小説家として絶対に成功できないだろう、と自覚しているのは、私にはそこまでの真摯な(精神を病むほどの)向き合い方は絶対できない、とわかっているからなのですが、まあそれはともかく、

神話の神々はどの神話を見渡してもやたらと生臭く残酷、わがまま放題で、まあ現代人間社会であれば精神破綻をきたしているとしか思えない方々ばかりですもんね!
人間、原始的に人間性を発揮したらみんなそんな感じ、ってことなのかも。

でも社会性とか、あともっとややこしい社会的承認欲求みたいなものが発達してくると、自分のわがままを通すと満たされない部分(社会に受け入れられない、認められない)みたいなことが問題になってくるから、ある程度原始的欲求を抑えて、社会的欲求に従うことになるのかなー。

三島とかはその狭間で思うところがあって、メアリ様おっしゃるところの「近代以前の認識に戻れば、精神の病などというものはなかった、という、おおらかな世界観」を持つに至ったのかも?とか思いました。

私は愛する姪っ子に薩摩隼人のカッコよさを常々、薫陶していますwww

 

>そんなこと知らなくても問題

知ってからいえ、とか、

知らない人とはお話ししたくないわ、わたくし、とか言っても刺さらない人には刺さらないから壁に向かって話してるのと一緒なんですよね・・

 

>いろんなアテナ問題

Jasminお姉さま、ボッティチェリのアテナって、西洋美術館に来たんですね?!すごーい!!

わたしはウフィッツィで一番のお気に入り、というくらいこの絵が好きなんです!

ギリシア神話にかこつけて女性の裸とか官能的な絵を描くのが大好きな画家たちも(アルテミスだってたいてい水浴してるw)、アテナだけはセクシー方面にもっていかないし、いつも凛としていてかっこいいですよね。

私このレンブラントのアテナ、初めて発見したのですが、お姉さまならご存じでしたでしょうか?オランダ美術の底力はやばいですもんね・・

 

現代の理想の女性像っぽいな、と思うのは、一周回って、「処女神」っていうところだと思うんですよねー。武力100、知力100、魅力100のチート性能であっても、「純潔の誓い」がなかったら、ちょっとまた違ってくる気がする。その「魅力」の使い道」の問題なのかな。

mafちゃんがおっしゃるところの「今も昔も女の子が憧れるのはアテナ様的な、強く優しく美しいお姉様」という表現も、どこか女子高の香りがするというか、

「男って、汚い!!」みたいな乙女の潔癖さと、

「モテる女は爆発しろ」みたいなモテない女(乙女とは言えない)の嫉妬、

の両方の女子の願望を満たす理想の女性というか。

でも逆から言って、「女嫌いの男が全男子の夢になる」というのはちょっと想定できないので、これは女性特有の感情なのでしょうか。

 

>リナ・インバース問題

mafちゃん、これ、震えたわ・・

ここでまさかリナが出てくるとは!! もう30年以上にわたって私の人生の師として君臨するリナが!最近、なんと新しく連載が開始されたリナが(もう読んだ?)!!!

確かにそうだね、リナは性的なことを一切感じさせない美少女で天才魔導士、性能も武力80、知力99、魅力85くらいのチート、とてもよく似てる!

そうかー、私達のあこがれはアテナ様だったのか・・

最近だと、「幼女戦記」のデグレチャフ少佐(わたしは少佐と呼びたい)かな。

私は、ちょっと間違って(?)人妻になってしまったけれども、アテナ様(あるいはリナ)の雰囲気を纏うべくこれからも精進していきます。mafちゃんも共に目指そう!

 

>遊郭の文化サロン問題

I様に、「う〜ん なんか遊郭の文化サロンみたいになってきた
太夫の貫禄(勿論褒めてます
✨」

と、最高級のお褒めの言葉をいただきました!有難うございます。

わたしがこのブログで目指しているところのデカメロン的愉しみ、つまり、Stay Homeで派手な遊びは何もできないけれど、せめて楽しくお話をして時間を充実させたい、という野望は少しでも叶えられているのかな、って思えました。

太夫と処女神じゃだいぶ方向性がアレですけど・・両方に近づけるよう、日々精進いたします!(どうやって。。)

 

また来週、皆様とお話しできるのを楽しみにしていまーす!!!