楽園的評価:★★★★★(100点)
天帝のあまかける墓姫/古野まほろ

¥1,995
Amazon.co.jp
はい、読了。
改めまして、この評価とさせていただきました。
いやー、傑作傑作。
昨日書いた記事では言い忘れたのですが(そこを忘れてどうする、というお叱りは措くとして)
古野まほろ君は、超絶ロジックガチガチの本格推理マニアです。
とてもロジカルとは思えない文体や趣味・悪趣味が横溢する内容とはまったく逆に。
そしてこの本は、忘れていましたが、推理小説なのです!!
推理小説で、しかも読者への挑戦が全部で14も!!
クライマックスを迎えるたびに、ご丁寧に「読者への挑戦」のページが現れ、「よろしければこのなぞを考えてから先にお進みください」といわれます。
わたくしはもちろん、そこで立ち止まらないんですが。
立ち止まることが嫌いなおんな、それがわたくしベニカ!!!
まあね、実際のところ、わたくし推理ゲームはすきなのですが(ひぐらしのなくころ、とか、狂ったように推理しましたことよ)、それよりも物語の続きが気になっちゃってねー。
しかも、超正直にいうと、この論理ガチガチ、とにかく徹底的に全ての可能性を精査し、論理的に矛盾している可能性を省き、論理的に可能なことだけを積み上げて犯人を指摘するという「論理パズル」は、ちょっと苦手なのー。
わたくしには、古野くん言うところの「本格推理に動機は無用」というのはちょっと物足りない。
だってー、やっぱり動機にこそ「物語」はあるのだし、どんなに悪趣味であろうとも、物語読みの本当の興味は「動機」にあるんじゃないのかしら。
というわけで、挑戦は受けることなくさくっと流して先を読み進めたのですが、まあこの小説に関して言う限りラスボスは自明なので、特にどんでん返しもなく・・。
そして次から次へと開示される情報により、結局のところどいつもいこいつも、となってしまって、結局探偵たちは程度の低い狂言回しに過ぎなくなってしまうのも・・まあ、天帝の勅なら仕方がないか。
というわけで、「推理小説」としての完成度は高いながら、ちょっとわたくしの好みからは外れます。
だってさーだってさー、ちょっとネタバレになっちゃうから、これから読む予定の方はここから先は読まないで!!
やっぱり、生存者のうち犠牲者よりも圧倒的に犯人の数のほうが多い、というのは困るわー。
でも、満点。
読書をするということの醍醐味を味わえるから。
そして、昨日の時点で思いつきで引用したデカルトの哲学的命題は、クライマックスでまさかの重要事項として登場しました。
その意味でも、やっぱり他人とは思えない。
だれなんだ古野まほろ?
まさかわたくしの生き別れの、兄弟??
天帝のあまかける墓姫/古野まほろ

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はい、読了。
改めまして、この評価とさせていただきました。
いやー、傑作傑作。
昨日書いた記事では言い忘れたのですが(そこを忘れてどうする、というお叱りは措くとして)
古野まほろ君は、超絶ロジックガチガチの本格推理マニアです。
とてもロジカルとは思えない文体や趣味・悪趣味が横溢する内容とはまったく逆に。
そしてこの本は、忘れていましたが、推理小説なのです!!
推理小説で、しかも読者への挑戦が全部で14も!!
クライマックスを迎えるたびに、ご丁寧に「読者への挑戦」のページが現れ、「よろしければこのなぞを考えてから先にお進みください」といわれます。
わたくしはもちろん、そこで立ち止まらないんですが。
立ち止まることが嫌いなおんな、それがわたくしベニカ!!!
まあね、実際のところ、わたくし推理ゲームはすきなのですが(ひぐらしのなくころ、とか、狂ったように推理しましたことよ)、それよりも物語の続きが気になっちゃってねー。
しかも、超正直にいうと、この論理ガチガチ、とにかく徹底的に全ての可能性を精査し、論理的に矛盾している可能性を省き、論理的に可能なことだけを積み上げて犯人を指摘するという「論理パズル」は、ちょっと苦手なのー。
わたくしには、古野くん言うところの「本格推理に動機は無用」というのはちょっと物足りない。
だってー、やっぱり動機にこそ「物語」はあるのだし、どんなに悪趣味であろうとも、物語読みの本当の興味は「動機」にあるんじゃないのかしら。
というわけで、挑戦は受けることなくさくっと流して先を読み進めたのですが、まあこの小説に関して言う限りラスボスは自明なので、特にどんでん返しもなく・・。
そして次から次へと開示される情報により、結局のところどいつもいこいつも、となってしまって、結局探偵たちは程度の低い狂言回しに過ぎなくなってしまうのも・・まあ、天帝の勅なら仕方がないか。
というわけで、「推理小説」としての完成度は高いながら、ちょっとわたくしの好みからは外れます。
だってさーだってさー、ちょっとネタバレになっちゃうから、これから読む予定の方はここから先は読まないで!!
やっぱり、生存者のうち犠牲者よりも圧倒的に犯人の数のほうが多い、というのは困るわー。
でも、満点。
読書をするということの醍醐味を味わえるから。
そして、昨日の時点で思いつきで引用したデカルトの哲学的命題は、クライマックスでまさかの重要事項として登場しました。
その意味でも、やっぱり他人とは思えない。
だれなんだ古野まほろ?
まさかわたくしの生き別れの、兄弟??