住んでいたころは、もちろん毎日レストランで食事をしていたわけではないし、

最近はローマに滞在出来てもせいぜい4,5日だったりすることもあって、何千件レストランがあろうと、結局足を運べるお店は数えるほど、ということになってしまいます。



今回の旅行でも、(清四郎もわたくしも小食のため、ランチ・ディナーを毎回こなすことは不可能なため)ローマのレストランできちんとした食事ができたのは4回。



4回しかないチャンスだから、ものすごく慎重にお店を選びます。



どのお店が一番好きか、というのはなかなか決め難いのですが、もう10年以上、隙あらば通い続けているレストランが此方。



ALLA RAMPA

http://www.allarampa.it/





これ、屋外のように見えますが、屋内なの。

屋内の壁に外装の飾り付けをして、外っぽく見せている感じ?





基本的にイタリア人は外で食べるのが好きなので、かなりの数のレストランにテラス席があります。

よほど寒かったり扱ったり天候が悪くない限り、外で食べることのほうが多いと思うわー。



外の景色は





こんな感じですが、この日は雨が降ってきたので、途中で中に席を移してもらいました。





ローマに行ったら誰もが必ず行くであろう、スペイン階段のすぐ近く。

超観光スポットにあるのに、いつも地元の人で混雑していて、ほとんど日本人のお客さんは見かけないので、もしかしたら穴場なのかも。



イタリア料理の流儀として、レストランに入ったら一品だけオーダーして終わりにするというのはあまり望ましくないので、小食なわたくしも、前菜とパスタ位は頑張って食べることにしているのですが、ここのパスタはものすごく量が多いので、残す覚悟が必要です。



この日のメニューは、



VITELLO TONNATO

ツナソースの牛肉の薄切り、冷製仕立て





これはイタリアの定番のお肉系前菜。

写真に見えているのは、ツナソースの部分で、この下にゆでた牛肉の薄切りが敷いてあります。

ツナのマヨネーズソースと牛肉、という意外な組み合わせですが、クリーミーなツナソースが、脂少なめなのに濃厚な味わいの牛肉とぴったり寄り添って、口の中で蕩けるような美味しさ★



でも結構お腹にたまるので、この時点でわたくしなどはやばいのですが・・



FETTUCCINE ALPORCINO

ポルチーニソースのフェットゥッチーネ





わたくし、平麺て嫌いなんです。基本的に。

なので、きしめんもほうとう好きじゃないし、リングイーネもフェットゥッチーネもあまり・・。

でもこの日は、季節がらポルチーニイタリアの超有名キノコ。値段も存在感も松茸みたいな感じ。味は全然違うけど。)がものすごく食べたかったので、敢えての選択。



向かいに座っている清四郎が食べているのが、わたくしがこのお店で食べて以来日本でも作り続けている「カジキマグロとフレッシュトマト、ルコラのスパゲッティ」です。





ちなみに、わたくしは生麺もあまり好きじゃなくて、結局のところスーパーで売っているDE CECCOのスパゲッティーニで十分じゃないか、という話なのですが、美味しいレストランではたまーに、手打ちの生麺が食べたくなります。

ここのレストランの生麺は、本当に味が濃くて、「豊かな味」という言葉がぴったり―。

麺自体が味わいたっぷりなうえ、ソースもそれに負けじと味があるので、かなり重たいのですが、それこそローマ料理の魅力!!!





塩味が濃いというのではなく、とにかく味が豊かなのよー。

清四郎は、「味が厚い。日本のイタリアンとは全然違う。この厚みは日本では半蔵門のエリオでしか食べたことがない!

と言っておりました。





そうなの、なんか味が重層的というか、たとえば「ポルチーニの味を引き立てるために他は控えめに・・」みたいなことがなくて、とにかくあっちもこっちも全開で容赦なく主張。

繊細ではないけれと複雑、そしてもちろん美味しい!!





まあ、味もカロリーもたっぷり、という感じで、わたくしのようなヘタレには半分も食べ終わらなかったのですが、今回も大変満足することができました。





ウェイターの方々も、古き良き時代の白のジャケットに黒い蝶ネクタイというお支度で、やたらたくさんいらっしゃいます。しかもみなさんけっこうお年かさ。

それぞれの受け持ちのテーブルが明確に決まっていて、きびきびとちゃんと目配りしてくれるし、まさに「サービスのプロフェッショナル」という感じがして、とても気に入っています。





多分、良くも悪くもオールド・スタイルのお店で、お洒落さとかクールさとかはないんだけどさ、まあそういうのは東京にいくらでもあるので、ローマはやっぱり、古き良き下町情緒と、古き良き格式を味わうのが一番粋よねー。





ご予算は、まあ普通に食べて飲んで5000円くらい?

前菜、パスタ、ワイン、コーヒーでそのくらいだったかと思われます。





ちょっと奥まったところにあって、お店構えも入りやすい感じではないのですが、この「芳醇な厚さ」、是非一度お試しくださいませー。



場所などはお店のサイトをご参考に!

わからなかったらご質問くださいねー。

http://www.allarampa.it/