楽園的採点:★★☆(50点)


うーん、原作は五年ほど前に楽しく読んだ覚えがあります。
で、まあそもそも映画にするには長すぎるし説明が大変すぎるお話だということはわかっていたのですが、


まああれだよね。
端折りすぎ、というか、原作を(ほぼ忘れていましたが)読んだことがあって、しかもキリスト教とかダ・ヴィンチとかに詳しいわたくしでさえ、映画中の説明だけでは、おいて行かれそうになりました。


対立する複数の組織、あるいは個人の説明が不十分で、いろいろ裏切りやらどんでん返しやらある割には、そもそもの構図がイマイチわからないので衝撃度が目減りします。


トム・ハンクスは、あんまり賢い感じしないし(わたくしとしてはラングドンはクールで理知的なイケメンにやってほしかった)オドレイ・トトゥは…うーん、可愛いけど地味だわ!
あの役にはもう少し、非凡なオーラが欲しい。
あと前髪うざすぎ。切りなさい。


イアン・マッケランは好きな俳優さんなので、素敵な演技を楽しませていただきましたが、後半の、なんていうか…しっちゃかめっちゃかな感じがもったいないわー


お話としては、とにかくキリスト教の闇というか、歴史と信仰の光と影という内容で、その割には描き方が軽いので、信仰やら秘密やらにふりまわされる人々がアホみたいに見えてしまいます。


ラスト近くのあの人の正体も…途中でバレバレなのもそうだし、


結局、だからなに?


という程度に感じてしまうのは、わたくしが今、キリスト教文化から離れた場所にいるからでしょうか。


サスペンスものとしては全くハラハラしない、余裕でピンチを抜け出す主人公たちに、まあハラハラ嫌いなわたくしには良かったのですが。


ポール・ベタニーやジャン・レノなど、魅力的な俳優さんたちが脇役がたくさんで登場するんだけど、これまた消化不良気味。


結局、映画というものの限界よね。
大物原作を映像化するのって、本当に難しいわー