楽園的評価:★★(40点)


び、微妙ー!!


コーエン兄弟はあまり好きではないのですが、わたくしが


コメディが見たい!


と言ったら清四郎がまたもTSUTAYA明大前の貸し出し人気ランキングを参考に借りて来てくれたので、文句は言えませんが。


でもわたくしコメディはコメディでもケラケラくすくす笑えて若干ほのぼのしみじみして、最後はハッピー、という感じがよかったんです。


これは…ゲラゲラ笑えますが、なんて言うか、人の「痛さ」を笑う映画なのよね…


もう登場人物全員痛すぎて、笑えるんだけど怖い。
最後というか展開もブラックすぎて、笑えるんだけど怖い。
衝撃のラスト!!ってどこかに書いてあったけど、衝撃っていうか…まさか、物語中最もまともで唯一信用出来そうだったあの人までが……


お話も、機密書類を巡っての戦いかと思いきや、まさかの不倫合戦というかバカ合戦というか。
バカすぎてめまいがするような人々がそれぞれの思惑で動いたら、CIAもびっくりの複雑な事件に発展。

劇中の誰ひとりとして全体を把握している人はいなくて、鑑賞しているわたくし達だけが神の視点ですべてを見て知ることができる…でも何もできないけど!


見所は、ブラッド・ピット。この人につきます。
わたくし、彼の外見については世間で言われているほどのものは全く感じないのですが、
アホとかバカな役をやるときの彼のノリノリっぷりは大好きです!はじけてる!!


ちょっとそういうところ唐沢寿明さんと似てるのよね…


今回も(年甲斐もなく)筋肉フェチで知性のかけらもなく、でも気が良くて憎めないおバカ役を嬉々として演じているさまは・・イケメン役やってるときと同一人物とはとても思えないくらい。


基本的に笑い顔の人って、陽性のオーラがあるから、かっこいいかどうかは別としてブラッド・ピットは好きです。
その意味ではジョージ・クルーニーもどちらかといえば笑い顔。
明るい顔のバカ達のあまりのバカさに、清四郎もわたくしもかなりゲラゲラ笑いました。


が。


気持ちいい笑いではないし、後味も悪い。
役者さん達が陽性だから助かっているものの、笑いは陰性。
ブラック・ジョークにしてもちょっと悪趣味が過ぎるように感じます。


そして見た後、その後味の悪さと空虚な笑い以外なにも残りません。
同じバカ映画なら、陽性のバカ映画がいいわ、わたくし。