前回お届けした女神語り、予想以上に色々な人から
「あれ、面白かった! 次はだれが登場するのー??」
とお褒めいただきました★
そういうお言葉がわたくしの日々のご馳走ですわ。ありがとありんす。
さてご好評にお応えして本日の女神語り。
お約束通り、
隙のない女神たち
で行ってみたいと思います!
先日、神話というものはエンターテイメントの側面があるので、セクシーで色っぽく、どこか付け入る隙(失礼)がありそうな女神というのが色々なところに登場する、ということで一人盛り上がってしまいましたが、今回はその逆。
まずは
処女神
というカテゴリーですわね。
基本的に神話というのは天地創造とかそういう世界が出来上がって人間が生まれて・・的なことなので、もちろん、産めよ増やせよ地に満ちよ。が合言葉。
神様だって人間がたくさん生まれて、たくさんの人が信仰してくれないと困ってしまいますもの。
おまけに普通に考えて、古代の人間社会は母系社会。
母系社会について語りだすとまた話が終わらないのでサクッとかいてしまえば、
はっきり言って、生まれた子供の父親がだれかわからなくても、
母親はいつだってちゃんとわかるのです。
だから子どもというのは母親に属するものであり、当然、一家の長は母親である女性だったというわけです。
古代、人々は生命を生み出す母親の象徴を大地母神として崇拝していたというのは、皆様もよくご存じの通りかと思います。
そのことを考えれば、女性が妊娠し、子供を産むことの重要性は推して知るべし。
ですよね??
にもかかわらず、自然の掟、あるいは要請に逆らって、子供を産むどころかそもそも男性と関係を持つこと自体を拒否する、という、勇気ある女神たちが登場します。
そう、世界で最も人気のある女神と行っても過言ではない、
パラス・アテナ(処女神アテナ)
そして、アテナの妹分を自認するツンデレ妹キャラ
月の女神アルテミス
のお二人が代表的。
そして、このお二人のネームバリューがありすぎて結構メジャーな「処女神」という言葉ですが、世界の神話の中で処女神というのはあまり多くいません。
わたくし的には、理由は前述の通りだと思っているのですが、
創世記にできることが多い神話において、セックス(および妊娠、出産)を拒否する女神というのはちょっと特殊なのではないでしょうか。
処女という言葉を聞くと偉く喜ぶ男性がいらっしゃることは承知しておりますが、このお二人の「処女」は、いわゆる男子の願望かと思われる「か弱く清純無垢」といったイメージを激しく裏切ります。
か弱き乙女ということばとは正反対をゆく、凛々しくも残酷なる乙女。
お色気担当女神たちが、それでも男性の願望を映して活躍しているのに引き比べ、この残酷な処女たちはこの願望に応えないどころではなく、軽蔑し徹底的に打ちのめす、というアグレッシブさ。
まったくもって、可憐どころではありません。
知恵と戦いの女神、アテナは父親であるゼウスの頭をかち割って飛び出してきたという、まさに頭脳の女神さま。
凛々しい鎧を身に纏い、人間の英雄たちに守護を与える勝利の女神で、オリンポス美女コンテストにも立候補する美貌ではありますが、
艶福家だらけのオリンポス一家にあって恋愛沙汰の話が一つとして出てこない、完全無欠の男嫌い。
頼ってくる英雄たちには嬉々としてアドバイスしたり、力を貸してあげたりするので、
「男なんて見るのもいや!!」
というキャラではないことは明らかですが、とにかく
崇拝されていないと嫌なんですよね、アテナ様。
恋愛沙汰や性欲の対象として見られるなんてもってのほか、取り付く島もありません。
恋の歓びを拒否する代わりに手に入れた、崇高なる尊厳と孤高の立ち位置・・
そりゃ怖くて、男は寄って来ません。
(一度襲われた経験のあるアテナさまですが、歯牙にもかけず、という言葉がぴったり・・)
婚カツブーム真っ盛りの現在、こういう女性を幸せと言い切るのはちょっと難しくもありますが・・
これをもって幸せと思える強さこそ、アテナの本当の魅力ということなのですわ!!

コルティジャーナのアテナ・シリーズはあまりの人気に一瞬にして完売。
強く美しい女神はどこに行っても大人気です★
そしてもう一人の処女神、月と狩猟の女神アルテミス。
こちらはアテナよりも少し若い世代の女神様だけあって、アテナの完全無欠なクールビューティーっぷりよりも、どこか幼さが残るイメージの女神。
太陽の神でありイケメンスーパースター・アポロンの双子の妹としても有名です。
アテナは孤高の女神なのであまり集団行動のイメージはありませんが、アルテミスは同じ年頃(?)の、同じく純血を誓った乙女たちを侍女として、遊んだり狩をしたり、ほぼ、学園生活を楽しむカリスマ女子高生の趣。
ある日などは、水浴びをしていたところを男にのぞかれてしまい、怒り心頭!!
のぞいていた狩人・アクタイオンには彼なりの言い分があるのですが(「ち、違うんだこれは偶然なんだ!!」)、もちろんそんなものは聞きません。
有無を言わせずアクタイオンを鹿に変身させ、彼が連れていた猟犬たちに五体を引き裂かせるというああ世界残酷物語のようなオチ、これはやっぱり女子高生というか、乙女の残酷さなしにはなかなか理解しがたいエピソードですわ。
このツンデレな月の女神は、ついうっかり恋に落ちたりもしてしまいます。
狩の名人で堂々たる美丈夫・オリオンとは狩(部活)仲間として知り合い、一緒に行動するうちに恋に落ちてしまうという学園物では王道の展開。
しかし、もちろん処女神という誓いは甘くありません。
一説にはジェラシーとも、一説には妹の誓いを守るためともいわれますが、兄であるアポロンの策略によって、なんと、アルテミス様は恋人であるオリオンを獲物と間違えて、自らの弓で射殺してしまうのです!
・・これまた世界残酷物語のようなオチですが。

コルティジャーナでは「月」「純血」「乙女」の三色で、少女らしさを残した月の処女神の魅力を表現してみました。
こちらはまだ若干の在庫がございます★
さてそういうわけで・・
どうも男性の欲求やエンターテイメントを体現しているわけではなさそうな処女神たち。
彼女たちがギリシア・ローマ神話で活躍するのは、やはり独占欲が強くて色々めんどくさそうなラテン男たちの国だからでしょうか。
そういえば、夫の浮気に嫉妬しまくる女神というのも、ギリシア神話以外ではあまりお目にかからないけど・・
「あれ、面白かった! 次はだれが登場するのー??」
とお褒めいただきました★
そういうお言葉がわたくしの日々のご馳走ですわ。ありがとありんす。
さてご好評にお応えして本日の女神語り。
お約束通り、
隙のない女神たち
で行ってみたいと思います!
先日、神話というものはエンターテイメントの側面があるので、セクシーで色っぽく、どこか付け入る隙(失礼)がありそうな女神というのが色々なところに登場する、ということで一人盛り上がってしまいましたが、今回はその逆。
まずは
処女神
というカテゴリーですわね。
基本的に神話というのは天地創造とかそういう世界が出来上がって人間が生まれて・・的なことなので、もちろん、産めよ増やせよ地に満ちよ。が合言葉。
神様だって人間がたくさん生まれて、たくさんの人が信仰してくれないと困ってしまいますもの。
おまけに普通に考えて、古代の人間社会は母系社会。
母系社会について語りだすとまた話が終わらないのでサクッとかいてしまえば、
はっきり言って、生まれた子供の父親がだれかわからなくても、
母親はいつだってちゃんとわかるのです。
だから子どもというのは母親に属するものであり、当然、一家の長は母親である女性だったというわけです。
古代、人々は生命を生み出す母親の象徴を大地母神として崇拝していたというのは、皆様もよくご存じの通りかと思います。
そのことを考えれば、女性が妊娠し、子供を産むことの重要性は推して知るべし。
ですよね??
にもかかわらず、自然の掟、あるいは要請に逆らって、子供を産むどころかそもそも男性と関係を持つこと自体を拒否する、という、勇気ある女神たちが登場します。
そう、世界で最も人気のある女神と行っても過言ではない、
パラス・アテナ(処女神アテナ)
そして、アテナの妹分を自認するツンデレ妹キャラ
月の女神アルテミス
のお二人が代表的。
そして、このお二人のネームバリューがありすぎて結構メジャーな「処女神」という言葉ですが、世界の神話の中で処女神というのはあまり多くいません。
わたくし的には、理由は前述の通りだと思っているのですが、
創世記にできることが多い神話において、セックス(および妊娠、出産)を拒否する女神というのはちょっと特殊なのではないでしょうか。
処女という言葉を聞くと偉く喜ぶ男性がいらっしゃることは承知しておりますが、このお二人の「処女」は、いわゆる男子の願望かと思われる「か弱く清純無垢」といったイメージを激しく裏切ります。
か弱き乙女ということばとは正反対をゆく、凛々しくも残酷なる乙女。
お色気担当女神たちが、それでも男性の願望を映して活躍しているのに引き比べ、この残酷な処女たちはこの願望に応えないどころではなく、軽蔑し徹底的に打ちのめす、というアグレッシブさ。
まったくもって、可憐どころではありません。
知恵と戦いの女神、アテナは父親であるゼウスの頭をかち割って飛び出してきたという、まさに頭脳の女神さま。
凛々しい鎧を身に纏い、人間の英雄たちに守護を与える勝利の女神で、オリンポス美女コンテストにも立候補する美貌ではありますが、
艶福家だらけのオリンポス一家にあって恋愛沙汰の話が一つとして出てこない、完全無欠の男嫌い。
頼ってくる英雄たちには嬉々としてアドバイスしたり、力を貸してあげたりするので、
「男なんて見るのもいや!!」
というキャラではないことは明らかですが、とにかく
崇拝されていないと嫌なんですよね、アテナ様。
恋愛沙汰や性欲の対象として見られるなんてもってのほか、取り付く島もありません。
恋の歓びを拒否する代わりに手に入れた、崇高なる尊厳と孤高の立ち位置・・
そりゃ怖くて、男は寄って来ません。
(一度襲われた経験のあるアテナさまですが、歯牙にもかけず、という言葉がぴったり・・)
婚カツブーム真っ盛りの現在、こういう女性を幸せと言い切るのはちょっと難しくもありますが・・
これをもって幸せと思える強さこそ、アテナの本当の魅力ということなのですわ!!

コルティジャーナのアテナ・シリーズはあまりの人気に一瞬にして完売。
強く美しい女神はどこに行っても大人気です★
そしてもう一人の処女神、月と狩猟の女神アルテミス。
こちらはアテナよりも少し若い世代の女神様だけあって、アテナの完全無欠なクールビューティーっぷりよりも、どこか幼さが残るイメージの女神。
太陽の神でありイケメンスーパースター・アポロンの双子の妹としても有名です。
アテナは孤高の女神なのであまり集団行動のイメージはありませんが、アルテミスは同じ年頃(?)の、同じく純血を誓った乙女たちを侍女として、遊んだり狩をしたり、ほぼ、学園生活を楽しむカリスマ女子高生の趣。
ある日などは、水浴びをしていたところを男にのぞかれてしまい、怒り心頭!!
のぞいていた狩人・アクタイオンには彼なりの言い分があるのですが(「ち、違うんだこれは偶然なんだ!!」)、もちろんそんなものは聞きません。
有無を言わせずアクタイオンを鹿に変身させ、彼が連れていた猟犬たちに五体を引き裂かせるというああ世界残酷物語のようなオチ、これはやっぱり女子高生というか、乙女の残酷さなしにはなかなか理解しがたいエピソードですわ。
このツンデレな月の女神は、ついうっかり恋に落ちたりもしてしまいます。
狩の名人で堂々たる美丈夫・オリオンとは狩(部活)仲間として知り合い、一緒に行動するうちに恋に落ちてしまうという学園物では王道の展開。
しかし、もちろん処女神という誓いは甘くありません。
一説にはジェラシーとも、一説には妹の誓いを守るためともいわれますが、兄であるアポロンの策略によって、なんと、アルテミス様は恋人であるオリオンを獲物と間違えて、自らの弓で射殺してしまうのです!
・・これまた世界残酷物語のようなオチですが。

コルティジャーナでは「月」「純血」「乙女」の三色で、少女らしさを残した月の処女神の魅力を表現してみました。
こちらはまだ若干の在庫がございます★
さてそういうわけで・・
どうも男性の欲求やエンターテイメントを体現しているわけではなさそうな処女神たち。
彼女たちがギリシア・ローマ神話で活躍するのは、やはり独占欲が強くて色々めんどくさそうなラテン男たちの国だからでしょうか。
そういえば、夫の浮気に嫉妬しまくる女神というのも、ギリシア神話以外ではあまりお目にかからないけど・・