さよなら民進党 | ★世の中の嘘を暴き真実を見つけたい☆

★世の中の嘘を暴き真実を見つけたい☆

ある日、安倍政治の異常さ、危険さや嘘に気付きました。その怒りから政治の嘘を見つけ、真実を探す記事を書いています。記事の転載は自由ですが、著作権は放棄していませんので出典元記載はお願いします。

 私はあの2009年7月の衆議院議員選挙で、民主党が歴史的大勝利を収め自公政権が転落、民主党政権が誕生した時には拍手喝さいを送ったものでした。

            

 民主党政権時代の功績を振り返ってみると、GDP成長率の増加、高校授業料無償化、非正規労働者221万人への雇用保険の適用拡大、天下り半減、国家公務員の人件費約1割カット、中小企業の資金繰り支援、戸別所得補償制度の創設で農業を再生、「日雇い派遣」の原則禁止、児童扶養手当を父子家庭に拡大、大学授業料減免・奨学金制度の充実、1300万人分の年金記録回復、妊娠・出産時の出産一時金の引き上げ、小中学校の耐震化などがありました。

 他にも、出生率が16年ぶりに1.4%へ回復、自殺者は15年ぶりに3万人以下、といった素晴らしい成果を上げています。

 高速道路の無料化もありましたが、こちらは実験レベルまでで残念ながら頓挫しました。

       

 もちろん、評価に値しないものもありましたが、今の安倍政権に比べると民主党政権は遥かにマシでした。

 では何故、民主党、そしてその流れを継ぐ民進党は「裏切り政党」と批判されるのでしょうか?

     

 それは最後の幕切れがあまりにも酷かったからでしょう。

民主党政権を幕切れにした張本人は民主党最後の総理、野田佳彦です。

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 民主党政権への当初の期待が大きかった分だけ失望も大きくなりました。

       

 野田佳彦は小沢一郎グループを追い出し、公約違反の消費増税3党合意を実現した張本人です。これは完全に財務官僚と自公の罠でした。

 しかし、調子づいた野田は止せば良いのに、調子に乗って「税と社会保障の一体改革、議員定数削減」の履行を安倍に迫って衆議院を解散したのです。これは自爆解散と呼ばれています。

(ご承知の通り、安倍は約束を完全に反故にしていますが)

          

 公約違反の消費増税に怒り心頭の国民は、民主党に鉄槌を下し、その結果大惨敗した民主党は下野する事となりました。

       

 野田佳彦は国民との約束を反故にし、民主党政権を潰した大戦犯です。こんな人物が表舞台に再登場すると誰が思ったでしょうか?

 この男は民進党にいながら、ネトウヨからの評判はすこぶる良いのです。「民進党に置いておくのがもったいない」とすら言われています。

    

 そんな人物を幹事長に抜擢する蓮舫のセンスの無さには唖然とします。これで民進党のイメージは刷新どころか、更に悪化することでしょう。 

野田なら、改憲に協力するとして、自公との大連立さえやりかねません。最も危険な人物です。

  

 仲間割れをして自公を利するのも癪ですが、この際、新執行部に納得ができない議員は民進党から出た方が良いと思います。

民進党から出て、より強固な野党結集を目指してください。

 

 そして国民に明確な将来ビジョンをきちんと示してください。

安倍政治に代わる新たな政治を国民は望んでいます。