パチンコ禁止令
パチンコ禁止令と言っても、私が家内にパチンコを禁止させられたという話ではありません。ちなみに私は、今はパチンコをやっていません。
日本は全国何処にもパチンコ店が軒を連ね、国民的娯楽とも言われ、老若男女を問わず親しまれていますが、今日はそのパチンコを巡る話題です。
この記事を読まれている皆さんの中にもパチンコファンの方がいらっしゃると思いますので、パチンコそのものの批判は差し控えます。かく言う私も、若い頃はパチンコが趣味という時代もありましたから。
パチンコも昔は手動式で、出玉の数も限られており、景品にタバコやお菓子を貰うという程度のささやかな娯楽でした。
またパチンコ玉を直接換金する事は出来ず、煙草を景品として貰い、それを煙草屋に買い取ってもらう事でお金を得ていました。
しかし次第にパチンコ台は電動式やコンピューター制御となり、ギャンブル性が高まって、一日で10万円単位の勝ち負けが当たり前になってきました。
但し、パチンコ玉の直接換金は風営法23条に触れるため、特殊景品と呼ばれる換金性のある物(以前はレコード針やライターの着火石とかがあったが今は不明)をパチンコ玉と交換し、それを古物商免許を持つ「景品交換所」に持込み、買い取って貰うようになっています。
それでは賭博と変わらないではないか、と思われる方も多いと思いますが、あくまでもパチンコ店と景品交換所は全く無関係という建前になっています。警察もそこは知っており、敢えて触れないようにしています。
言ってみれば、パチンコは法の盲点を突いた合法的賭博です。
私の通勤路にもパチンコホールが複数あり、70歳を越していると思われるご婦人たちがバスの中で大きな声で会話しているのを耳にします。
「今日、あんたはどうだった?私は10万もスッたよ。昨日稼いだ分がどこかに吹っとんじっゃたよ。」などという会話を聞くと、恐ろしい時代になったもんだと思います。
たった一日で一月分の年金が消えてしまうのですから。
また、パチンコ店の近くには大抵消費者金融店があり、パチンコで所持金が無くなった客がその場で借金をしているケースも少なくないようです。
パチンコも息抜き程度にする分には楽しいでしょうが、生活破綻なんて事になったら楽しんではいられないでしょう。
ところで先日初めて知ったのですが、お隣の韓国では7年も前の2008年に国としてパチンコが全面禁止されていたそうです。
韓国ではパチンコ店が最盛期に1万5千店も乱立し、コンビニ店の数よりも多いという状況になっていたそうです。またその売上は3兆円に達し、パチンコ業界の社会的影響力は大変なものであったと想像できます。
因みに日本のパチンコ店の2012年売上規模は18兆8,960億円と全スーパーの売上規模を遥かに超える規模となっています。
日本のパチンコ業界は多くが在日コリアンで占められており、在日大韓民国民団、及び在日朝鮮人総聯合会の資金源になっているばかりか、暴力団も深く関わっており、更には与党系の国会議員とも繋がっているという情報もあります。
パチンコチェーンストア協会という業界団体がありますが、ここの政治分野アドバイザーとして自民党から22名が名を連ねています。(2013年8月2日 現在)
自民党と統一教会(朝鮮系カルト教団)との繋がりを考えると、朝鮮系が中心のパチンコ業界と自民党の癒着があっても不思議な事ではありません。
さて、韓国でパチンコが禁止になった事を日本の大手マスコミは殆ど報道していませんでした。
何故なのでしょう?
これだけインパクトがあるニュースをスルーした事に違和感を覚えます。
パチンコ業界の広告はマスコミの収入減の一つにはなっていますが、それだけで報道を控えるという事になるでしょうか?
ここからは私の推測ですが、官邸辺りから圧力があったのではないかいう気がするのです。
韓国でパチンコが禁止されたのが2008年6月です。当然、その前から韓国内では議論になっていたでしょう。
その議論がなされていた頃の日本の内閣は第一次安倍内閣でした。
安倍晋三とパチンコ業界の癒着は当時から噂が絶えませんでした。こんな記事もあります。
『パチンコと安倍晋三 下関事務所は元在日韓国人のパチンコ富豪との関係』
http://1000nichi.blog73.fc2.com/blog-entry-2622.html
ご存知の方も多いと思いますが、安倍晋三の父、安倍晋太郎(元外相)は常々「私は朝鮮人だ」と公言しており、統一教会とも深い関係にありました。
親子世襲を考えると、安倍晋三がパチンコ業界と深い関係にあったとしても不思議ではありません。
韓国でパチンコが禁止(台湾も)になったというニュースが国内に広まり、日本でパチンコ反対運動にでもなれば、自民党を中心とするパチンコ利権構造に大打撃となったでしょう。
考え過ぎかもしれませんが、パチンコは国民の不満のはけ口として機能するとともに、政府が国民から資金を吸い上げる集金システムとして機能しているのではないでしょうか?
真相は闇の中ですが、何か胡散臭さを感じるのは私だけではないと思います。
とにかく政府に都合の悪いニュースはことごとく封じられていますね。
我々の知る権利は著しく損なわれ、政府にとって都合の悪い情報は秘密保護法で秘匿され、マイナンバー制度によって個人情報は政府に筒抜けとなる、こんな社会になってきました。
韓国でのパチンコ全面禁止の情報から、疑問に感じた事を記事にしてみました。
パチンコ愛好家の皆さんは生活に影響しない範囲で節度を保って楽しんでください。