♪キス・毛ガニ・ウナギどんぶり・どびん蒸し | ◆VISTAの発見◆

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♪いつかはきっと セレンディピティ

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♪夏の味、それは何かと尋ねたら、ベンベン♪ア、 ヒトサラ・フタサラ、ミサラ・ヨサラ・・・。
 
神戸は須磨区、鷹取駅南の閑静な住宅街の路地なかに、隠れ・味家があるのです。
人呼んで、ササヤ。
 
で、夕べ友人から電話があって、釣り人からいただいたというシロギスを、ササヤで料理してもらって賞味するというイキなお計らいにお相伴させて頂きまして・・。
 
至福の一皿は、もちろんキスの塩焼き、大名おろしにした片身の天ぷら、
それにキスの握り。いすれもスダチの一滴が香りを添えます。
二皿目は、マグロの背とろ・タイの薄づくり、活けエビ、さざえなどの刺身盛り。
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そのうちマツタケ丸1本を詰め込んだ土瓶蒸しが出てきまして、
サマツとはいえ天然ハモのダシとマッチして、香しく歯ごたえも良く・・。
雲南省のマツタケがはるばる神戸に運ばれて、私の口に落ち着いたのか、なんてマッタケの一生に思いを巡らせなぞいたしまして。
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〆は土用丑の日を目前のウナギ。
お昼はうどん屋さんなのに、うなぎまで捌く。何でもできるご主人ですねぇ。
それはそのはず、もとは名の通ったお鮨やの<花板>なのでした。
 
感謝のしるしに、5・7・5の一句。
「キス・毛ガニ・ウナギどんぶり・どびん蒸し」
 
季語は・・ナシ? いえいえナツ! 広域貿易がすすみ、日本の季語はゆらぎ始めた(※個人の感想です)。