
さあ、玉露か抹茶でお茶をたて、ご飯に青のりぶっかけて、ツマミはチーズかアーモンド、肝臓に効く微量ミネラル、亜鉛とマンガンよ!
さあ、いらっしゃい、いらっしゃい。
さあ、いらっしゃい、いらっしゃい。
肝細胞膜は、タンパク質で出来ていますから、肝細胞を修復するためには、タンパク質を作る働きを促進させ、傷ついた部分をそのタンパク質でふさぐことが必要となります。
この時、亜鉛・マンガンなどが充分にあるとタンパク質は円滑に合成され、肝細胞は修復または再生されます。
しかし亜鉛が不足すると、肝細胞が壊れてできた空洞に肝線維がはびこり、肝硬変へと悪化する場合があります。
食事療法として、亜鉛や微量ミネラルを補給することは、タンパク質を作る働きを促進させ、肝線維の増加を抑制することにつながります。
以下の参考資料は、お酒飲む方、美しくいたい方、味覚オンチになりたくない方のために供するダイジェスト版。
●亜鉛の働き
★コラーゲンの生成に関与
コラーゲンは皮膚や骨を健康にするのに欠かせませんが、亜鉛はビタミンCと共にコラーゲンの生成に関わります。コラーゲンが不足すると皮膚がかさかさになったり、肌の老化が進んだり、しみやソバカスの原因にもなります。
コラーゲンは皮膚や骨を健康にするのに欠かせませんが、亜鉛はビタミンCと共にコラーゲンの生成に関わります。コラーゲンが不足すると皮膚がかさかさになったり、肌の老化が進んだり、しみやソバカスの原因にもなります。
★味覚機能の維持
味覚は主に舌にある味蕾(みらい)と呼ばれる細胞の中にある味細胞が担っています。味細胞は新陳代謝が活発で30日で新しい細胞にうまれかわります。味細胞には亜鉛が多く含まれていて亜鉛が不足すると味細胞の形成にも支障が出てきて味覚障害へとつながります。味覚障害も初期の段階なら亜鉛の補給で改善しますが、長期に渡ると味細胞が完全に壊れてしまうので注意が必要です。
味覚は主に舌にある味蕾(みらい)と呼ばれる細胞の中にある味細胞が担っています。味細胞は新陳代謝が活発で30日で新しい細胞にうまれかわります。味細胞には亜鉛が多く含まれていて亜鉛が不足すると味細胞の形成にも支障が出てきて味覚障害へとつながります。味覚障害も初期の段階なら亜鉛の補給で改善しますが、長期に渡ると味細胞が完全に壊れてしまうので注意が必要です。
★抗酸化作用
亜鉛は活性酸素を除去するSOD(スーパーオキシドディスムターゼ)と呼ばれる活性酸素除去酵素の構成成分であり抗酸化作用にも大きく関わります。活性酸素とは本来体に必要な物質ですが増えすぎると様々な弊害をもたらすもので老化やガン、動脈硬化との関連も指摘されています。
亜鉛は活性酸素を除去するSOD(スーパーオキシドディスムターゼ)と呼ばれる活性酸素除去酵素の構成成分であり抗酸化作用にも大きく関わります。活性酸素とは本来体に必要な物質ですが増えすぎると様々な弊害をもたらすもので老化やガン、動脈硬化との関連も指摘されています。
★生殖機能の維持
亜鉛はアメリカでは別名セックスミネラルと呼ばれるほど生殖機能との関わりの深いものです。亜鉛が前立腺に多く存在すると言うのはすでに述べた通りですが、精子を作るのにも必要で受精機能に関わる精子の運動性にも関与しています。精力にも関係する男性ホルモンテストステロンの合成に関与する酵素の組成にも関わります。また受精卵が細胞分裂する際にも必要となります。
亜鉛はアメリカでは別名セックスミネラルと呼ばれるほど生殖機能との関わりの深いものです。亜鉛が前立腺に多く存在すると言うのはすでに述べた通りですが、精子を作るのにも必要で受精機能に関わる精子の運動性にも関与しています。精力にも関係する男性ホルモンテストステロンの合成に関与する酵素の組成にも関わります。また受精卵が細胞分裂する際にも必要となります。
★成長に欠かせない
亜鉛は細胞分裂には欠かせないミネラルです。細胞分裂は成長期に盛んに行われます。胎児期に妊婦の亜鉛の血中濃度を計測すると胎児の成長に伴って激減することが知られています。それだけ胎児は多くの亜鉛を必要としているのです。乳児や成長期の子供も正常な発育を促すためは十分な亜鉛が必要となります 。
亜鉛は細胞分裂には欠かせないミネラルです。細胞分裂は成長期に盛んに行われます。胎児期に妊婦の亜鉛の血中濃度を計測すると胎児の成長に伴って激減することが知られています。それだけ胎児は多くの亜鉛を必要としているのです。乳児や成長期の子供も正常な発育を促すためは十分な亜鉛が必要となります 。
★アルコール代謝
亜鉛はアルコール代謝酵素の組成にも関わっていて、不足するとアルコール分解にも影響が出ます。
亜鉛はアルコール代謝酵素の組成にも関わっていて、不足するとアルコール分解にも影響が出ます。
★免疫機能の維持
亜鉛には免疫の主役となるT細胞やNK細胞の働きにも関係していて、亜鉛を摂取することで風邪を引きにくくなるという報告も数例あるようです。
亜鉛には免疫の主役となるT細胞やNK細胞の働きにも関係していて、亜鉛を摂取することで風邪を引きにくくなるという報告も数例あるようです。
★血糖値の維持
亜鉛はインシュリンの構成成分として血糖値の維持にも関与します。
亜鉛はインシュリンの構成成分として血糖値の維持にも関与します。
●亜鉛を多く含む食べ物
★魚介類
食品名 mg/100g 食品名 mg/100g
かき 13.2mg するめ 5.4mg
からすみ 9.3mg
かき 13.2mg するめ 5.4mg
からすみ 9.3mg
★肉類
食品名 mg/100g 食品名 mg/100g
豚肝臓 6.9mg 牛肩肉 5.7mg
牛肩ロース5.6mg 牛もも肉 4.4mg
豚肝臓 6.9mg 牛肩肉 5.7mg
牛肩ロース5.6mg 牛もも肉 4.4mg
★種実類
食品名 mg/100g 食品名 mg/100g
ごま 5.5mg アーモンド 4.0mg
カシューナッツ 5.4mg
ごま 5.5mg アーモンド 4.0mg
カシューナッツ 5.4mg
★その他
食品名 mg/100g 食品名 mg/100g
小麦胚芽 15.9mg そら豆 4.6mg
ナチュラルチーズ7.3mg
小麦胚芽 15.9mg そら豆 4.6mg
ナチュラルチーズ7.3mg
●マンガンを多く含む食べ物
★種実類
食品名 mg/100g 食品名 mg/100g
くるみ 3.44mg 落花生 1.56mg
アーモンド2.63mg ココナッツ1.41mg
ひまわりの種2.33mg モロヘイヤ1.32mg
ごま 2.24mg くり 1.07mg
くるみ 3.44mg 落花生 1.56mg
アーモンド2.63mg ココナッツ1.41mg
ひまわりの種2.33mg モロヘイヤ1.32mg
ごま 2.24mg くり 1.07mg
★野菜類
食品名 mg/100g 食品名 mg/100g
しょうが 5.01mg せり 1.24mg
しそ 2.01mg パセリ 1.05mg
バジル 1.91mg 明日葉 1.05mg
しょうが 5.01mg せり 1.24mg
しそ 2.01mg パセリ 1.05mg
バジル 1.91mg 明日葉 1.05mg
★藻類
食品名 mg/100g 食品名 mg/100g
あおのり 13.00mg 味付けのり 2.35mg
焼きのり 3.72mg 干しひじき 1.72mg
ほしのり 2.51mg いわのり 1.58mg
あおのり 13.00mg 味付けのり 2.35mg
焼きのり 3.72mg 干しひじき 1.72mg
ほしのり 2.51mg いわのり 1.58mg
★豆類
食品名 mg/100g 食品名 mg/100g
大豆 1.90mg 納豆 1.00mg
油揚げ 1.41mg
大豆 1.90mg 納豆 1.00mg
油揚げ 1.41mg
★茶類
食品名 mg/100g 食品名 mg/100g
玉露 71.00mg 紅茶 21.00mg
せん茶 55.00mg
玉露 71.00mg 紅茶 21.00mg
せん茶 55.00mg
★穀類
食品名 mg/100g 食品名 mg/100g
小麦 3.90mg 玄米 2.05mg
小麦 3.90mg 玄米 2.05mg
★その他
食品名 mg/100g 食品名 mg/100g
干しえび 3.93mg しじみ 1.50mg
メープルシロップ2.01mg 干し柿 1.48mg
干しえび 3.93mg しじみ 1.50mg
メープルシロップ2.01mg 干し柿 1.48mg