♪「天下国家を案じる」の教訓

「天下国家のことしか頭にない」といった国会議員がいます。コレ、政治家の基本資質として当たり前のこと。

「だから従事者の事務行為に管理責任はない」という論法です。
会社でいえば、「社員がしたことは、社長に監督責任がない」という意味です。

『自分で４億円を用意したけれど、どう使われるかは知らなかった』
一切を事務方に任せていたから知らないと関与を否定する。単に軽微な報告形式違反だと主張する。

「目的を把握せず資金を提供した」という神経の持ち主なら、会社の社長は即クビ。
その背景に隠れている事実を把握し、結果を推測するのが管理・監督者の責務でありましょう。

●「人は嘘をつくとき、眼の動きに表れる」（Cf.アメリカ映画「交渉人」のセリフ）
過去の出来事や情景を思い出そうとすると、黒目が左上を向く。
論理的な嘘をつこうとすると右上を向くという。

すべての人がそうだとは思いませんが、目の動きに現れるというのは、私の経験上、ドキッとした経験が何度かあります。

真偽の判断をする場合、眼だけでは証拠価値がありません。
だから一杯質問をあびせて、答えの、論理破たんを確認するのがよろしい。

●逆に「判断される立場」ならどうするか？

家の内外で、私たちはいつも「法律違反」と「倫理違反」の両面から審判にされされます。もし破たんしそうになったら?H3>誰も否定できない大義名分を持ち出して反論に努めましょう。 これは”キモ銘”ですね。

さてあなたが「バーチャル・ネット裁判」の裁判員なら以下のこと、どう判断します？

チェック１．
天下国家のために政治家が、政治資金で多数の不動産を個人名義で取得してもよろしいか？　　参考（YouTube Video）

チェック２．
天下国家のために政治家が、政治資金４億円で秘書寮用地を個人名義で取得し、確認書を交わして政治資金管理団体の所有だと主張してもよろしいか？

チェック３．
政治の中枢にある人が、７年間も外国人美人秘書を身近において、国の重要情報ダダ漏れという危険性に鷹揚であってよろしいか？

ロッキードの教訓「１枚の紙切れに闇の真実が潜んでいる