グレン・グールドはバッハを研究し尽くして、演奏にも完全性を追求した歴史的名ピアニストです。
バッハの音楽とショパンの音楽の違いは、例えば理性と感性、規律と開放、ドイツとフランスのように対比してみれば分かりやすいでしょう。
そんなガチガチのバッハ弾きが、ショパンのノクターンなどを演奏すればいったいどんなことになるのか。
カラヤンの指揮で、グールドがピアノ・コンチェルトをやれば、どちらの主張が通るのか、これも興味湧くところです。
そんなグールドが、ショパンのピアノ・ソナタ第3番を弾いている録音を見つけました。
ピアノ譜が動画でシンクロしています。
ピアノ譜が動画でシンクロしています。
装飾音符、連音符、左手と右手のバラバラな動きなど、自由奔放なショパンを、グールドはどう割り切って演奏したか,楽譜を見ながら聴いてみて。