♪やっとイロハ(ゑひもせすん編) | ◆VISTAの発見◆

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♪いつかはきっと セレンディピティ

仮名、草書のお稽古。これがイロハの最終編です。
「ん」は漢字では「无」(読み:ブ、ナ、ム)。よくお経に書かれています。

「ん」は子音なので日本語では、母音の後に「ん」がつくのが一般的。

ところが、アフリカでは人名に「ん」で始まるのが多いし、
琉球語にも頭に「ん」が付くコトバがあるようで・・。
「ん」が締めくくりの文字とは限らなくなりました。

琉球語が独立言語か日本語の方言かという議論がありますが、
沖縄で標準語教育をするときは、イロハとかアイウエオ50音とか
教えるのでしょうが、デリケートな問題もあります。

50音といっても「ん」を入れても48音しか無い・・、
琉球語(琉球方言)と日本語のもっとも大きな違いが短母音にある・・。

琉球語(琉球方言)の短母音はほとんどが /a/・/i/・/u/ の3つで、
/e/・/o/ の短母音や、それらを含む複母音は通常、伸ばす音[e:][o:]の形で現れます。

日本語 ・・・・・・・・琉球語(琉球方言)
え /e/ ・・・・・・・・・い /i/
お /o/ ・・・・・・・・・う /u/
あい /ai/、あえ /ae/ ・・ えー /e:/
あう /au/、あお /ao/ ・・おー /o:/

ちなみに琉球語(琉球方言)との比較例

雨(あめ)→アミ
船(ふね)→フニ
心(こころ)→ククル
夜(よる)→ユル
兄弟(きょうだい)→チョーデー

ゑひも
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せすん
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