今日の禅語(一禅開眼No.11)
大功は緩にあり、機会は急にあり。
大きな功績は日頃の地味な努力という基礎があってこそ、なし得るものであるが、
その成功につながるキッカケは突然やってくるものだ。
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これは渡辺崋山の言葉でしたか。
ところで最近、英語でこんな言葉が注目されています。
どこか通じるものがあると思いませんか?
serendipity【名】掘り出し上手、ものをうまく見つけ出す才能
「セレンディピティとは偶然をとらえて幸運に変える力のことを指すが、一般にはあまりなじみのない言葉だ。
しかし我々の身の回りをよく観察してみると意外とセレンディピィティに取り囲まれていることに気づく。
発明や発見など科学技術の分野ではセレンディピィティの事例は枚挙にいとまがないが、ビジネスの世界にも、芸術の世界にも、あるいは日常生活のなかにもセレンディピィティはよく顔を出す。」
(東京理科大学専門職大学院教授 宮永博司)