

(深川くずしの歌詞)
まるまげに 結われる身をば持ちながら
粋な島田や ホントにソウダワネ
チョイト 銀杏返し
取る手も恥ずかし 左褄 デモネ
いつ来ても 柳に風の吹きながし
遠くなる気か ホントにソウダワネ
チョイト 切れる気か
惚れたと見込んでじらすのか ソウネ
いやでさえ 添うている人ある世の中に
好いて好かれて ホントにソウダワネ
チョイト 添えぬとは
出雲の神様どうよくな デモネ
なかずくし 石川五右衛門 釜の中
お染久松 ホントにソウダワネ
チョイト 船の中
わたしとあなたは深い中 デモネ
一年や二年はおろか三年先に
きっと添われりゃ ホントにソウダワネ
チョイト 嬉しいが
男心と秋の空 デモネ
色くらべ 花の吉原仲之町
上がるえもん坂 ホントにソウダワネ
チョイト いそいそと
廓が明るきゃ うちが闇 デモネ