ちょっと記憶にありません。
ビジ夫です、こんにちは。
ちょっと色々ありまして大会ネタを2週にかけて引っ張ってしまい、更新が1週遅れになりかけてしまいましたので、ここで回収しておきます。
さて、オカッパリダムです。
僕が今年の初バスをあげた記念すべき場所ではありますが、それ以来僕はここを訪れていませんでした。
好きなフィールドですので、時間があれば積極的に来たいと思いつつも、やはり、ちょっとした時間には近場を優先してしまいます。
師匠とも、久しぶりに行きたいな、などと話をしておりました。
大会が無事に終わった7月末。
さて、落ち着いたと思っていたところで、師匠から連絡が。
師匠「オカッパリダムへ行くのである」
いいですね、師匠。
行きたいっす。
師匠「勅使河原めも来るのである」
お、勅使河原さん来ますか。それは楽しくなりそうです。
じゃあ、2時に集合して行きますか、ということで当日を迎えます。
勿体無くも自宅まで迎えに来てくれる師匠。
あれ、勅使河原さんは現地合流ですか?
師匠「急に都合が悪くなったと連絡があったわ」
ありゃ、そですか、それは残念です。
まぁ、家庭持ちですしね、そんなこともあるでしょう。
人のこと言えませんが。
…ただ、そんなときに限ってバカスカ釣れたりとかして。
意地悪なことを考えつつ、また次の機会には3人で行きましょう、ということで、早速出発です。
ダムまでの道中、何やら小雨が降ってきます。
あら、雨ですね師匠。
師匠「うむ」
これは…。
師匠「釣れそうであるな」
ですね。
梅雨明けから長く晴れが続いた後での久しぶりの雨。
こんな雨は釣果にポジティブに働くことがあることを、僕は知っています。
…ネガティブに転ぶこともあるのですが。
一発目のバスの出方かな。
それで大体の活性がわかるでしょう。
師匠から今日の目標を尋ねられますが、まぁいつものことではありますが、40アップ1本と答えておきます。
4時半。
オカッパリダム到着。
まだ完全な夜明けには至っておらず、あたりは若干薄暗い。
師匠、一番いい時間帯じゃないですか、早く始めましょう。
駐車場そばの橋から水面を覗きこむと、このところの晴れ続きで水位はかなり落ちているようです。
ダムの水位は満水が良いのか減水が良いのか、人によって好みが別れるでしょうが、僕は減水がいい。
やはりポイントが絞りやすくなることが一番の理由で、活性は二の次です。
何しろ、いくら魚の活性が良かろうが、付いている場所が分からなければ何の意味もないのですから。
師匠と肩慣らしで橋上から目の前の岩盤目掛けて投げてみます。
僕が最初に投げたのは、チャターベイト。
縦にも横にも攻められる優れものです。
岸ギリギリにキャスト。
糸を送り出して極力垂直にフォールさせます。
着底を確認して、さて、放置させるか巻き始めるかというところ。
ゴツッ。
…アタリ?バスか。
しかし後が続かない。
試しにもう一つのタックルでライトテキサスをキャスト。
…ココッ!
お、まだいた。
グンッ!!
いよっしゃ喰った!

30くらいでしょうか、幸先の良いスタートです。
肩慣らしも終わったところで、ダムの岸際に降りていきます。
夜が明けました。
これからグングン気温が上がっていくのでしょう。
できれば早い時間帯で獲れるだけ獲っておきたい。
師匠は岸際に向けて巻物を試しているようです。
朝イチだし、僕もトップでも試してみようか…。
その前に、目の前の杭だかなんだかよくわからない縦ストに、先ほどから付けっぱなしのテキサスを投げてみます。
糸をガンガン送って垂直にフォール。
すると。
ガンッ!
いいアタリ!喰ってるだろこれ!!
確信してアワセ!やっぱり乗ってる!!!
ハンドランディングできるほど足場が良くなく、勢いを付けて抜き上げ!

その横で丁度釣り上げた師匠とダブルフィッシュ!
右が僕。
サイズを測ってみると、41cm!
おお、師匠、早くも今日の目標達成ですよ!
師匠「うむ、我も早く釣って達成せねばな」
ハハ、師匠は40じゃなくて50でしょ。
師匠「こやつめ!」
ワッハッハ!
出だしから良い感じです。
今度は岸際に同じくテキサス。

これも30くらい?
いーい感じです。
ここで師匠は次の橋上に移動。
僕は一番のお気に入りポイントに入ることにしました。
ここから師匠とは最後の最後まで別行動になってしまうのですが、結果論からして、これが吉だったのか凶だったのか…。
話を進めます。
さて、到着したお気に入りポイントですが、ここの水深は最深部で5mほどでしょうか?
体感なので確かなことはわかりませんが…。
水はクリアで、手前側の岸を時折バスのスクールが回遊していきます。
師匠なら、良いサイズのバスが回ってきたらフィネスで無理やり釣るのかもしれませんが、僕は見えバスに囚われず、対岸のバスをブラインドで狙います。
その方が自分としては効率が良いことを知っています。
先ほどの流れを継続しようとテキサスをキャスト。
対岸を直撃し、壁に沿って垂直にフォールさせます。
着底して放置。
…反応なし。
あれ、さっきはこれで反応があったけど…。
立ち位置から扇状にテキサスを投げまくります。
しかし、いずれも反応なし。
あらー、もう朝のピークタイムが終わってしまったのか。
諦めきれずに辛抱強くテキサスを投げ続けますが、やはり反応はない。
気がつけばこのポイントに入ってから1時間以上、何のアタリすらありません。
やばい、これはやばいパターンか。
…いや、諦めるのは早い。
縦でダメなら横だろ!
ここで巻物にチェンジ。
前回の大会で賞品にし損ねた(?)ブリッツを使ってみます。
深さ的には丁度中層を引けるはずのブリッツです。
ゆっくりと辛抱強く巻いていくと…、
ゴンッ!
久々の巻物のアタリ!
前の一本から2時間は経っているでしょうか?
バラしたらシャレになりません。
慎重に寄せてランディング。

僕は巻物といえばスピナベばかりなのですが、この時はたまたま特に理由もなくクランクを使いました。
お、これは、ひょっとしてクランクが合っているんじゃないか。
いっちょ、あれ使ってみるか。
イマカツ、ワドルバッツ。
去年の品薄の時期に偶然見つけて買ったものですが、実は今まで一度も釣れたことがありません。
それなりに機会があれば投げていましたので、僕にとってこれは「釣れないルアー」として、そのうちタックルベリーにでも流そうと思っていました。
何でも試してみようということで、キャスト。
分類としてはシャロークランクになるのでしょうか。
バッツのチドリの軌跡がよくわかります。
何投目だったでしょうか、巻き始めてすぐ、不意にバッツの真下に影が見えたと思ったところ、
ゴンッ!

初めて釣れた。
クランクか?今日はクランクなのか?
真下から浮いてきたということは、バッツじゃ少し浅すぎるのかもしれない。
もう一段階下げてみることに。
同じくイマカツのIK50。
これも、今まで一度も釣ったことがないルアーです。
レンジが少し下がりました。
すると、
ゴンッ

ゴゴン!

クランクだ。
クランク祭だ、今日は。
このIK50とかいうやつのレンジでピッタリらしい。
テキサスで粘った時間が勿体無かった。
蒸し暑さでゴクゴクとお茶を飲みながら、巻き返しを図ります。
気合を入れ直し、キャストを続けようとしたところ、僕のやる気に文字通り水を差す突然の雨が。
ここまで、小雨が瞬間的に降ってきたことはありましたが、今回はまとまっています。
…あれ、今回はちょっと粒が大きいか?
思った瞬間。
ドザァァァァアッァアァァッァァァ!!!
スコールのような大雨に。
水面は波紋で覆われ、静かだった湖面はあっという間に水音で包まれます。
やばい、やばいぞ。
この雨量はやばい。
ダムでオカッパリでこの雨量はやばい。
台風の日に田んぼの様子を見に行くくらいやばい!
せっかく調子が上がってきたところですが、命には代えられません。
慌てて駐車場脇まで避難します。
師匠は…、戻っていないようです。
どこかの橋上ででもやっているのでしょうか。
いずれにしてもここなら安全ということで、天気が落ち着くまで橋の上から狙ってみることにします。
朝イチで釣れたライトテキサス。


天気が落ち着くまでの時間つぶしのつもりでしたが、2本追加できました。
そして、雨はやはりすぐ上がり、打って変わって灼熱の日差しが照りつけてきます。
ビシャビシャになったシャツから湯気があがり、これからの気温の急上昇を予感させます。
さて天気が落ち着いたのなら、一刻も早く先ほどの場所に戻らなければなりません。
せっかくパターンを掴んだのに、誰かに入られてしまったら…。
急いで戻ります。
戻り際、とある橋の上、
橋から水面を覗きこむと…
うわっ、なんじゃこりゃ!!
おびただしい数のバスがスクールを形成して泳ぎまわっています。
ほとんど表層スレスレ、これは一体?
試しに持っていたテキサスを投げてみます。
ポチャンと着水すると、周りのバスが一斉に反応して先を争い喰いかかってきます!

え、まさかこいつら全部フィーディングモードか。
さっきの突然のスコールでスイッチが入ったか?
とにかく、どこに投げようがバスのほうが寄ってきて喰ってくる状況。
こんな活性、今までに経験がありません。
とにかく釣るべし!ということでテキサスの乱れ打ち。
一投に一本、必ずバスが付いてきます。
あ、ドライブクローが無くなった…。
だったら4インチセンコーだ!

なんだこりゃ、ボーナスゲームか。
なんでも釣れるぞ。
思ってもみない状況に、とにかくテキサスを投げまくります。
すると、さらに思ってもみない状況が。
…テキサスに使えるワームがない。
なんと、てんこ盛りにカバンに突っ込んでいたはずのワームが、無くなってしまった。
ここまでに、当たったものの乗せられずワームだけロストしたり、あるいは乗ったもののバラしてしまったりで、
思ったよりも多くのワームを消費していたようです。
考えてみればドライブクローは確か8個入りくらいでしたから、新品だろうが無くなってしまってもおかしくはありません。
センコーに至っては、2本しか持ってきていませんでした。
やばい、このテンションマックスのバス達相手に、使えるワームが無くなってしまうとは。
どっかにあるだろ、探せ!
ということで、カバンをひっくり返してルアーケースの中やら何やらをゴソゴソ探ります。
あ。

以前に千切れてしまったセンコーの切れっ端。
カバンの奥底に入ってました。
でもこんなもので釣れたら誰も


釣れた。
しかし、ここで虎の子のセンコー切れっ端もロスト。
というか、別に無理にテキサスを使わなくても、これならどこで何使ったって釣れるだろ!
ようやく気がついた僕はお気に入りポイントに急ぎます。
ポイントに入ると、幸い誰も入っていないようです。
さて、何を使っても釣れるというなら、試してみるしかないでしょう!
トップですよ!
まずは様子見でPOP-Xから。
岸ギリギリにキャストして、放置。
さて、1ポコさせるかと思ったところ…、
ボコォ!!!
何もしてないのに出た!!!

もういっちょ、こいつは3ポコ目くらい!

そしてもちろん…、

プロップペッパー!

プロップペッパー!

プロップペッパー!こいつは40!
僕が使っているプロップペッパーは2代目で、初代はオカッパリから木の枝に引っ掛けてロストしてしまいました。
そのことがどうしても頭に残っている僕は、よほどのオープンスペースでも無い限りオカッパリではこのルアーを使わないことにしていたのですが、
この活性でこれを投げるなという方が無理です。

丸呑みしてくれたコイツは42!!
ウハウハです。
あれだけ魚が浮いていれば、そりゃあトップで爆発もするでしょう。
調子に乗った僕は対岸に向けてプロップペッパーを大遠投。
岸ギリギリに落とすつもりだったのですが…。
ガンッ!
あ、やべ、壁にぶつけてしまった…?
あれ?
引っ掛かってる…。
岸の岩と岩の間に奇跡的にハマったプロップペッパーは、引っ張ってもウンともスンとも言いません。
嘘でしょ、勘弁してくれ。
今年の初バスはこれで獲った。
新川の初バスも獲ったし、花見川で45だって獲ったんだ。
帰って来い!
その一念でエイエイと引っ張りますが、微動だにしません。
これはラインの強さを信じて、一気に…!
グンッ!
プツン
嗚呼…。
だから、だからオカッパリでは使いたくなかったのだ。
その戒めを破った結果が、これです。
そういえば初代を失ったのもここだったか。
相性が良いんだか悪いんだかわかりません。
せっかくドハマリしていたルアーをロストしてしまいました。
いえ、それ以上に思い入れのあったルアーを自分のミスで無くしてしまったという自責の念でしょうか。
僕のテンションは急降下。
この状況で今さら投げるものなんて…、
あ、あった。
スプラッシュテール。
同じダブルスイッシャーですが、プロップペッパーは威嚇系、こちらは喰わせ系だと思っています。
タイプは真逆、プロップペッパーでハマっているところにコイツじゃ無理なんじゃないか?
そう思いはしますが、他にまともなトップを持ってきていなかった僕は、渋々キャスト。
遠投してゆっくり引いてきます。
音もなく水面を滑るスプラッシュテール。
ほんとに、同じダブルスイッシャーでもこうも違うかというくらい別物のルアーです。
ガボッ!
…ん?
ズン!!!!
え??
出た!
慌てて追いアワセを入れ、一気に寄せてきます!

45!!
出たじゃん。
誰だよ真逆のルアーとか言った奴。

また40。
連発じゃん。
結局何でも良かったということか。
ちょっと微妙な心境。
この後は反応が薄くなり、そして師匠合流。
お、師匠お疲れ様です。
調子はどうでしたか?
師匠に数を尋ねてみると、
師匠「…30は釣ったと思うが…。」
さすがです、師匠。
飲み物もとっくに尽きていた僕は疲労困憊。
一度麓に降りて水分を補給し、ちょっとだけ残業。
数本を追加して、この日は終了となりました。
2012/8/4(土)
曇時々雨
弱風
気温:27→32度
水温:?
アタリ:覚えていません…
バラシ:10くらい?
ゲット:25くらい
持参したお茶を早々に飲み干してしまい、途中、脱水症状を起こしかけてところどころ記憶が飛んでいます。
記憶にない写真があったり、逆に写真を撮っていないバスもいたりと、正確に何本獲ったのかよくわかりませんが、多分25本くらい釣れました。
こんな中で、今思い返しても全く有り得ない話なのですが、僕は後半完全にグロッキーで、正直なところダレていました。
この活性の中、40がバンバン出て、皆さん帰ろうと思いますか?
僕はもうとにかく水が飲みたくて、早くボーナスゲームが終わってくれと、入り口に戻って水を飲ませてくれと、そんなことを考えていました。
師匠と一緒に行動してれば、キーを借りて途中の雨で一回コンビニに飲み物を補給しに行ったりもできたのに。
オカッパリでこれだけ釣れるのは、おそらく僕の生涯でもそうあるものではないでしょう。
満喫はしましたが、テンションが最後まで持たなかったのが非常に残念でした。
ところでこの日、スコールによってスイッチが入ったのは間違い無いと思われますが、気になるのは他のエリア。
亀山や、高滝や、あるいは新川はこの日どうだったのでしょうか。
デカイのがいっぱい出たのではないか?
非常に気になるところです。

そして、3代目プロップペッパーです。
もうこれ以上、代を重ねるのは勘弁したい。
ただ、今や僕のルアーケースにこれが入っていないのは考えられませんから、致し方ありません。
これからよろしく、3代目。







