10月14日 印旛新川 釣行 | 初心者が行く!印旛新川ベイトでオカッパリ

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バス釣りド初心者の中年バサーがベイトオンリーで印旛新川に挑みます。

10月も既に中頃となってしまいました。


バス釣りの季節はプロ野球と共にやってきて、共に去っていきます。


3月のオープン戦は錆びついた体をほぐすための準備期間。

4月上旬から本格的に開幕し、7月のオールスターで最高潮を迎え、10月になるとレギュラーシーズンは終了。


11月上旬に、一年の集大成となる日本シリーズが閉幕すると、また来年の3月まで野球はお預けということになります。




見事な符号ではないですか。



このところのスポーツニュースでは、プレーオフとなるクライマックスシリーズの話題で持ちきりですが、

ニュースの内容に一喜一憂する都度、はぁ、今年ももう野球もバスも終わってしまうのかと、

そんなアンニュイな気分になる僕だったのでした。



日本ほど四季のはっきりした国は珍しいとも言います。

国によっては秋の概念が無かったり、冬だけだったり、あるいは夏だけだったり、


日本人が風情や情緒を大事にする気風は、きっとこの四季に由来するところも大なのでしょうから、

そんな日本に産まれてよかったと心底思いつつも、このどうしようもない、冬を前にした秋の寂しさというものはどうしたことでしょう。



冬の切なさは冬になってから満喫すれば良いものを、わざわざ秋に前倒してブルーになる必要など全く無いはずなのですが、

しかし野球の季節が終わってしまうと、はぁ、これでバスも終わりか、今年も満足行く年じゃなかったな、

なんて建設的でない溜息がどうしても出てしまいます。



冬のシーズンオフがあればこそ、初バスを求める春のウキウキがあり、

誰よりも多く、誰よりも大きなバスを釣ってやろうという夏のギラギラがあり、

過ごしやすい気候の中で、一年を振り返る秋のシミジミがあるはずなのですが、

しかしすぐにやってくる秋の終わりと、そう遠くない冬のことを考えると、

やはり、どこか遠い目をしてしまうのは僕だけではないでしょう。



冬は冬で、できることはたくさんあるのです。

釣れなかろうが、釣りに行く事自体はできますし、冬にこそ勉強できることもあるでしょう。


釣りに行かなくたって、ロッドを磨いたり、リールをメンテナンスしたり、

ルアーを陰干ししたり、フックを交換したり…。



あ、そう言えば昨年の冬のことですが、持て余す時間を有効に使おうと、

僕はベイトリールのメンテナンスをしてみようと思い立ったのでした。



メンテナンスと言ってもベアリングにオイルを注すようなものではありません。

全部バラバラにして汚れを落とし、たっぷりグリスを塗りこんでもう一度組み上げてやろうと、

いわゆるオーバーホールと呼ばれる作業をやってみようと考えたのでした。


持っているリールの中で、まずは最も作りが古い、組み上げが簡単そうなスコーピオンを試してみることにします。






…とは言え、中古で買ったスコーピオン。

取り扱い説明書がありません。



このままの状態でバラバラにするなど、パーフェクトグレード1/60ガンダムの設計書を破り捨てるようなものです。



インターネットで分解図を探してみます。







初心者が行く!印旛新川ベイトでオカッパリ-分解図












あ、無理だ。



…まぁ、この手の作業はね、せっかく専門のプロがいるわけですから、

素直にそういった方々にお任せすれば良いのです。



リールは年に一回、メーカーオーバーホールに出しましょう!






…だんだん、何の話をしているのかわからなくなってきましたが、

そういうわけで、僕は、ハァ、もう秋もすぐ終わってしまうのか、

などとアンニュイになっていたのでした。








…あれ?




そう言えば、僕、今年の秋、バス釣ったっけ…?






!!!






釣ってない?釣ってなくない!?





なんということでしょう。



秋が終わるなんて言ってる場合じゃないのです。


そもそも、始まってもいないのです。僕の秋は。






…ヤバい!

こんな調子じゃ、本当にあっという間に秋が終わってしまうぞ!





次に釣りに行けそうなのは!?


…む、3連休があるじゃないか!

よし、ここで一日、どこかで一日、とにかく釣りに行こう。



嫁さんよ、3連休の予定はどうなっている?






嫁「土曜は買い物に行きたい。日曜は子供の野球」



…う、月曜は?



嫁「夕方に車使うけど、午前は何もないよ」




結局使うんかい。…でも午前中は空いてるのか。

この際、贅沢は言えまい。



午前中だけなら近場だな。

…新川か。





こうして、10月14日を釣行日と決めたのでした。







…そう言えば、大会のプラで一本釣ってたな、と、

思い出して安堵したのはその後の話です。






…さて、短時間なら、色々なことをやるよりもある程度狙いを絞ったほうがいい。

どうしよう。何を狙うべきか。





一つは、護岸撃ちにしよう。


前回の大会。

カバーというカバーを撃ちまくったけれど、反応は何もなかった。


じゃあバスはどこに付いているんだろうか。





…なんとなく思ったのは、護岸。

コンクリの、護岸です。



固い護岸には、何故かバスが付く。

理由は知りません。寒い時期には、熱を持つコンクリに集まりやすいという話を聞いたことはあります。



しかし、真夏であっても付く時は付いている。


この時期、カバーを離れたバスは、どこを目指すのでしょうか?





…護岸撃ち用に撃ち物タックルを用意します。





もう一つ、巻物を用意しよう。

これはもうこの時期ならでは、何も考えずに投げられる場所から投げまくって、

ひたすらグリグリと巻きまくる。


涼しくなって、気が大きくなったあまりフラフラと徘徊しているバスを釣ってやろうという魂胆です。



場所は、道の駅周辺にしよう。

あのあたりは長い護岸があって、足場もいいし護岸撃ちも巻物もやりやすいだろう。



そう決めた僕は、タックルにテキサスとクランクをセットし、当日を迎えたのでした。






10月14日。




起きると、天気は晴れている模様。

風は多少ありますが、この程度なら問題はないでしょう。



少し気温が上がるのを待ち、8時頃に出発。


到着は8時半です。




気温は20度。


長袖で調度良い気温です。





タックルを手に岸に降り立とうとしますが…。






…ああ、そうか。


秋はバスが釣りやすいというなら、これもそうだった。





ヘラ師!




ズラーーーーーーっと岸に沿って並んでいます。







あちゃー、これじゃせっかくの護岸狙いも予定を変更しないとダメかも…。


いきなり出鼻を挫かれますが、この調子ではどこに行っても同じような光景なのでしょう。



人一人、入れそうなスペースを見つけて護岸撃ちを試してみることにします。



まずは岸に降り立つ前に、降り立とうとしている場所のすぐそばにキャスト。

…一応、儀式のようなものですね。



キャストしてラインを送ります。





ゴゴン!!!









…!?



アタリ?バス!?





まさか一投目からアタリが出るとは思わず、反応が遅れます。



…え、今のバス?




聞きアワセしてみると…、










リグに重みはありません。



―え、バスか今の?

喰ってた?つまんだだけ??






バスだったのか、あるいはギルか。

喰っていたのかどうかも、今となっては確かめようがありません。




…まぁ、なんにせよいきなり反応があったというのは喜ばしいことに違いない。






周辺を50cm間隔でテキサスを落としていきます。




…が、反応なし。






クランクに切り替えます。



この辺りはある程度水深があり、クランクも潜行深度を意識すればあまり根がかりはありません。

…もっとも、いきなりバイクや家電が沈められていたりして、そういったポイントはあらかじめ知っていないと、避けようがないのですが…。




グリグリと巻いていくと、フッと巻きが軽くなります。




…ん?と思い巻き上げてみると…、





葉っぱ。



フックが葉っぱを拾っています。


葉っぱを取り除き、またキャストすると、…フッ






葉っぱ。








…風のせいでしょうか?


どうやら水中にたくさんの葉っぱが漂っている模様。


こればっかりはどうしようもありません。

水中を見通すことができれば、水中のゴミが薄そうな箇所を狙って通すこともできるかもしれませんが、

何しろ、言わずもがなの新川の濁りです。




場所を移動し、ランガンに入ります。






舗装された沿道を歩いて行くと、たくさんの人とすれ違います。


ランニングをしている人、自転車に乗った親子連れ、

ゆったりと散歩を楽しんでいるであろう初老のご夫婦など。


外で過ごすには一年で一番良い時期かもしれません。




いつの間にか気温も上がってきているようです。

長袖をグイと腕まくりして、入れそうな岸を探します。




やがて一人がなんとか立てそうな岸を見つけ、入ります。

護岸周りをテキサスで撃ちますが、やはり反応なし。



結局反応があったのは最初の足場だけです。

既に誰かが撃っているのか、あるいは護岸が狙い目ではという思いつきは、やはり単なる思いつきでしかなかったのでしょうか。




うーん。



毎年毎年、秋が苦手だ、釣れないと思っているのは、

やはり釣りやすい夏の釣りのイメージを引きずっているからなんだろう。



いったんスパっと何の知識も無い初心に帰って、ステレオタイプな秋の釣りというものを試してみるのもいいかもしれない。

とにかく何匹か釣らないと、手がかりのキッカケが足りないんだよなぁ。



…なんてことをモンモンと考えつつ、護岸に沿ってクランクを巻いていくと、





…フッ








…あ、また出た。葉っぱだ。





ブルブル感の無くなったクランクをグリグリ巻いて、ヒョイと上げてみます。














初心者が行く!印旛新川ベイトでオカッパリ-チビ





…アレッ!?







バスだったの!?全然気づかなかった。




…しかし、まぁ…。




なんつーか、よくがんばったね…。






10cmほどでしょうか?

おそらく、たぶんですが僕的に自己最小記録更新です。




あまり水から出していると悪い気がしてきたので、すぐに写真を撮ってリリースしてやります。


バスは水面で一度ピチッと跳ねて、水底に戻って行きました。





…。




あ、でも今の護岸沿いだったな。

それもテキサスで一度撃ったところ。



護岸で、縦には反応しなくて、横には反応…





いや、テキサスじゃそもそも喰いきれなかったか。




念のため、そこから護岸沿いをクランクで巻いて流していきます。





…しかし、釣り上げられたのは先ほどのオチビだけ。




桑納川との合流まで進み、折り返したところで帰り時間となったため、

ここで竿を納めることにしました。




2013/10/14(月)

中風
気温:20→25度
水温:?
アタリ:2
バラシ:0
ゲット:1










…一本は一本!




結局たいした気付きは何もなかったわけですが、久しぶりに魚を触れただけでもよしとしよう!




次はテキサスとクランクじゃなくて、巻物を数種類、

例えば、スピナベとクランクとか、バイブとシャッドとか、

そんな試し方をしてみてもいいかもしれない。



今日はやってやったぞ!、と、自分なりに満足のいく秋の釣りができるようになるのはいつになるやら。



今年も残り少ないシーズン、後から振り返って、あまり後悔の無いように過ごしていきたいものです。




…その前にまずはちゃんと釣りに行かないとな…。





家に戻って、嫁さんに釣果を報告すると、


嫁「帰り早かったね、てっきり遅くなると思ったよ」





―え、だって午前中だけって言ってたでしょ。




嫁「そんなこと言ってもどうせ帰ってこないと思ってさ、用事はやめたの」










…早く言ってくれ!


いや、ありがとう。

ありがとうなんだけど早く言ってくれ!



…帰る前に電話でも入れておけば良かったか。


ガックシ。