■人を活用するのが上手い上司、社長の特徴 | 読むだけで、あなたの魅力と能力が引きだされる心理学

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あなたらしさ(性格・適性・価値観)を
引き出し、充実した人生を生きる為の
心理学について書いています。

また、豊かな対人関係を築く為の
心理学についても言及しています。

そんな講座、講演を全国でしております。


人の能力を引き出すのが上手い社長、もしくは
マネージャーの特徴を見てみると、何が上手いのかと
言えば、仕事を任せるのが上手いと言えます。

それは、放任主義とは違います。

「裁量権を与えて部下に自分の頭で考えさせる」という
事を上手にやっているのです。

必要な事を社長や上司が全部考えて、このまま
実行せよと命令を下し、目標がクリアできないと
なぜだと責めていては、部下はやる気をなくします。

必要な結果、例えば、あなたの店舗では、
売上が600万円ならば、人件費を含めた店舗の経費を
引いた上で、本部管理部門経費の割り当て分、60万円を
確保すれば、あとの細かいやり方はあなたの裁量に任せる。

60万円の利益を超えた分は、インセンティブとして
一定の割合であなたに支給するので、どのように
売上を伸ばし、店舗の経費を下げ、利益を確保するのか、
あなたの能力を信じるから、やってみてくれ。

こう言われると、少なくともマネージャーをできる能力が
ある人間ならば、やる気が出るものです。

信じて任せてもらえるという事と、必要最低限の具体的な
目標を与えてもらい、方法については、裁量を与えて
もらえるとなれば、マネージャーは、その期待に応えたいと
思うものですし、さぁ、どうやってこの課題をクリアするかと
気合いが入り、自分の頭で考えはじめるものです。

まさにその時、人は伸びるのです。
隠れていた能力が発揮されはじめます。

眼の色が変わり、統率力を発揮しようとするのです。
アルバイトやパートのスタッフ達に指示を出し、
適切な注意を促し、皆に協力を求め始める。
そういう事ができるようになってくるのです。

期待されていると感じられる事がどれだけ人の能力を
引き出すか。そして、期待されていない、上の言う事を
そのままやってればいいんだという事が、どれだけ
人の心をなえさせるか。

その本質を理解している社長、マネージャーは、人の使い方が
凄く上手なんです。

また、注意しなければならないのは、裁量権を与えられても
燃えないタイプの人もいます。プレッシャーだけを感じ、
やってやる!という気概が生まれない人もいます。

その要因は様々ありますが、少なくともその仕事における
マネージャーには不向きである為、別の仕事で活躍して
もらえるように、配置転換をする必要が出てくる事は当然
否めません。

しかし、マネージャーまで昇格してくる人の大半は、
少なからず気概のある人達です。

特に若手で気概のある人には、どんどん仕事を任せ、
失敗も経験させながらチャレンジさせる必要があります。
そういう若手が会社を元気にし、引っ張っていってくれる
からです。

箸の上げ下ろしまで細かく指示していては、人は自主性を
失います。その人が持っている潜在能力を引きだすには、
信じているという言葉を伝えて、ハートに火をつけ、
必要な目標を与え、方法については任せる。

そして時折相談にのり、数字が低ければハッパをかける。
そうやって本人の能力を信じ、力を引き出しながら目の前の
課題を乗り越えさせる。そして乗り越えたら一緒に祝杯を
上げる。そういう上司に人はついていく。

その根底には人を育てたいという愛があるのだと思いますが、
社長やマネージャーには必須の能力だと思います。