朝の掃除をものすごい気合いを入れてされている
企業様ってありますよね。
トイレ掃除に力を入れているとか、会社だけでなく、
周辺の道路まで掃除をされる企業様もあります。
毎日30分以上かけて、それこそ大掃除ではないか!?
と思われるくらい、全社員総出で、一生懸命掃除を
される会社様もあります。
実は、この掃除、会社を綺麗にしてくれるだけでなく、
なんと、心理学的にものすごい効果がある事が分かっています。
心理学用語で、「ブロークン・ウィンドウズ現象」というものが
あるのですが、特に有名なのが、ニューヨークで当時の
ジュリアーニ市長が政策に取り入れた事で効果を発揮した事です。
ブロークンウインドウズ現象とは、窓ガラスが割れた車を一台
放置しておくと、その近隣では、凶悪犯罪も増えるという、
アメリカのケリング博士が発表した研究結果なのですが、
小さな秩序の乱れを放置しておくと、同じような事をする者が
現れ、やがて犯罪が犯罪を呼び、凶悪事件もそのエリアで発生
しやすくなるという事だと言えます。
そこで当時のジュリアーニ市長が取った政策が、ニューヨークの
街角から割れた窓ガラスや、地下鉄の落書きなど、5000人の
警察官を動員して、その撲滅を図るというものでした。
そうしたらどうなったか・・・
なんと凶悪犯罪のうち、殺人が67.5%、強盗が54.2%
婦女暴行が27.4%も減少し、凶悪犯罪の多い街という
イメージが一掃されました。
このように、小さな乱れが人間の心の闇の部分に悪影響を
及ぼし、雪だるま式に乱れが大きくなっていく事が分かります。
身近な小さな部分を大切にし、日ごろから風紀を乱さない事、
清潔であること、整理整頓をしっかりとしている事が、
人の怠惰な心やストレスを軽減し、自分自身も背筋を伸ばさな
ければならないという心理をもたらしてくれると言えます。
かつて、事務所のゴミ箱の様子を見れば、会社の様子が
分かるなんて聞いた事がありますが、心の乱れが経営にも
影響を及ぼすと言えると思います。
掃除をしっかりする会社は、業績等で評判が良いのも
うなづけますね。
まずは身近な掃除からきっちりと改善していくことが、
売上や利益率の改善に必ずつながってくるのでは
ないでしょうか。
それでは、素敵な午後を♪