積極的な感情を引き出す秘訣 | 読むだけで、あなたの魅力と能力が引きだされる心理学

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あなたらしさ(性格・適性・価値観)を
引き出し、充実した人生を生きる為の
心理学について書いています。

また、豊かな対人関係を築く為の
心理学についても言及しています。

そんな講座、講演を全国でしております。

前回のブログで、やる気を引き出す秘訣について書きました。



感情の状態=行動力 であり、人の行動を引き出すには、

まず感情に影響を与えなければならないことを書きました。



人は、講演会に行ったり、本を読んだりする事で、影響を受け、

一時的に積極的になれたりするものです。



しかし、それが続かないのは、なぜでしょう?

その答えは、内面的な対話にあります。



感情が影響を受け、一時的に積極的になったはずなのに、

1週間もすると、その熱が冷めている。



いつしか、やっぱりできないんじゃないか?と思っている。



どうして、そういう状態に戻ってしまうかと言えば、

一つは、ビジョン(目指すべき方向性)があやふやな為、

ちょっとしたことで、気持ちが揺らいでしまうこと、



もうひとつは、前述の内面的な対話にあります。



人間は、1日に3万回以上、無意識に自分と対話を

していると言われています。



対話とは、自分に質問し、それに答えるという事です。



その質問に気をつけることです。



自分の感情は、その質問から生まれています。



質問は、自分がフォーカスするものをコントロールしています。



もしあなたが、どうしてあんな失敗をしてしまったのだろう?と

自分に質問しているとします。



そうすると、あなたは、ネガティブな事にフォーカスしている事になります。



その結果、どうなるかと言えば、ネガティブな感情を

無意識的に引き出している事になります。




海外の方でしたが、スカイプでカウンセリングした時に、

こんな事をおっしゃっていました。



「積極的になれない自分がいます。どうしたらいいでしょう・・・。」



私は、その時、以下のようにクライアントに質問しました。



「一人でいる時に、自分とどんな対話をしていますか?

 どのような問いかけ(質問)を自分にしていますか?」



「どうして私は、行動できないんだろう?

 どうして私には、能力がないんだろう?」といった

ような質問をしていますか?



答えは、YESでした。

自動ネガティブ製造機になっていた訳です。



そして、このような質問をしました。



「あなたが、もし成れたら嬉しい!って思える人ってどんな人?」



「そして、その人は、どんな表情をしていて、どんな態度を

 とっていて、どんな言葉を使ってる?」



そして、その姿を明確にして、真似してみることについて

説明をしました。



胸を張って、笑顔で、大きくゆっくりと息を吸って、

楽しそうにお話しをしている、その態度をまず真似る事が

大切だという事、そして、自分との対話で用いている

質問について説明をしました。



自分に対して、積極的な感情を引き出すような質問を

するクセをつけるといいですよ。



「私の理想ってどんな人?」

「その人に一歩でも近づくには、何をするべき?」

「そして、それを楽しみながらやるには、どうしたらいい?」



「今日一日を楽しく過ごそう♪その為には、何をしたらいい?」

「今、感謝できる事があるとすれば、それは、どんな事?」



そのような質問が、自分のフォーカスする先をコントロール

しています。そして、フォーカスした先から、感情が生まれます。



つまり、質問をコントロールすれば、その後に生まれる感情を

コントロールすることになるのです。



日々の出来事に、自分の感情を操られない事が大切です。

嫌な事があったら、ストレス発散もいいですが、それだけでは、

根本的な解決が図れない時もあります。



根本的な解決が図れた時とは、どんな時かと言えば、

それは、過去の嫌な事に対する意味づけを変えられた時に

訪れると言えます。



「この嫌な出来事の中から私が学べた事って何だろう?」



「もしそれがその後の自分の人生においてプラスになる

 事があるとすれば、それは、いったいどんな事だろう?」



「その時、この嫌な出来事に対して、感謝できる面も

 ひょっとしたら、あるのではないだろうか?」



「もしそうであるならば、この出来事は、私にとってどんな意味を

 もつのだろうか?良い事だったと思えないだろうか?」




そうやって、出来事に対する意味づけを質問によって

変えていく事もできるのです。



(もしなかなか変わらない場合は、まだ、変わりたくない、

 まだ私は、その痛みを持っていることによって、人から慰めて

 ほしい・・・という感情を無意識に持っている場合もあります。)



これは、自分に対しても、他人に対しても同じです。



質問が意味づけを変え、フォーカスする先をコントロールし、

発生させる感情の方向を意図的に操作する事にもなるのです。



だからこそ、積極的な感情を引き出すには、

自分との内面的な対話(質問をし、それに答えること)を

作りかえる事から始めるべきなのです。



それが、自分の感情に火をつけるファーストステップなのです。