出来事の受取り方を変える事は、人生を変える大きな力となります。
7歳の時に、自分の実の父親が母親を殺害してしまうという
とんでもない事態を経験した、ある男性が言いました。
彼は、心の傷が原因で、吃音症(きつおん症)になってしまい、
会話をしようとすると、どもってしまい、まともにコミュニケーションが
とれない状況にまでなってしまいました。
高校を中退し、面倒を見てくれていた親戚の家からも追い出されて
しまい、天涯孤独の中、やっとの事で、政府が仕事のない人の為に
援助をしているプログラムのお陰で、ゴルフ場の芝刈りの仕事を得る
ことができました。
ここまでの話を聞いていると、彼の人生は、とてもかわいそうで、
一生、辛い人生を生きていかなければならないようにも思えます。
しかし、今、彼は、どんな人生を生きているのかと言えば、
年収数億円の世界トップクラスのサクセスコーチとして成功し、
海の見えるプール付きの豪邸に住んでいます。
いったい、何が彼の人生を変えたのか・・・。
それは、出来事に対する物事の受取り方です。
多くの人は、自分にとって不幸だと思えるような出来事に遭遇した時、
それを他人や環境のせいにします。
あいつのせいで・・・とか、社会が悪いとか・・・。
自分は、被害者で、かわいそうな人間なんだ・・・と。
そう思っている以上、それが現実のものとして、実現されていくでしょう。
思考は、現実化しますから、今後の人生も、同じことを繰り返していくでしょう。
しかし、成功している人達は、物事の受取方自体が異なります。
成功している人達は、どのような出来事からも学び、
成長していくことを忘れません。
前述の彼は、不幸な出来事に遭遇したとき、
『この出来事から学べることは、いったいどんな事だろう?』と
自分に質問するといいます。
決して、『どうして、自分は、こうなってしまったのだろう?』とは、
質問しませんと言います。
そんな事を質問しても、まったく意味がないばかりか、脳は、
質問された事に対して忠実に答えを探してきますので、
落ち込む原因をつくるだけだからです。
自分で自分を落とし込む作業をしているのと同じです。
そのゲームをさっさと止めるべきなのです。
逆に、自分にとって未来を開くような質問をしていると、
脳は、可能性を開いてくれるような答えを与えてくれます。
人間は、誰と最も多くの時間をコミュニケーションに使って
いるかと言えば、それは、自分自身なのです。
そして、自分自身に対する質問の質が、人生の質を
決定していきます。
見えない世界で繰り広げられている自分との対話が
自分の人生を決定づけていくのです。
だからこそ、忘れてはいけないのは、
自分に対する質問は、自分の可能性を開く質問に
しなければならないということです。
どんな事態に遭遇しようとも、
『この事態から、私が学べることは何か?』
『この経験は、私に何を与えようとしているのか?』
『この経験をしたからこそ、人の役に立てるとしたら、
それは、どのような事だろうか?』
『この経験をしたからこそ、成功できるとしたら、
それは、どのような仕事だろうか?』
など、未来を開く質問を自分自身にするべきなのです。
そもそも、人生に失敗などないのだから・・・。
人生に存在しているのは、学んでいる時と成功している時の
どちらかしかないのだから・・・。
自分を落とし込むゲームを止めて、
成功のスパイラルを生む人生を生きよう。
それは、頭の良し悪しや、環境の良し悪しで決まることではない。
自分自身が決めることだから。
充実した人生の為に、悪しき質問を止め、良い質問をする
ことだけを誓うこと。
自分の人生を良きものに変えると決断すること。
たったそれだけの事が、人生を変えていく。
お金じゃない、環境じゃない、誰のせいでもない。
すべての鍵は、私達自身が握っているのだ。
その事実を絶対に忘れてはならない。
誰にだって、充実した人生を生きる権利もあれば
可能性もある。
どう生きるかは、自分たち次第なのだ。
その事実を決して、忘れてはならない。