先ほどは「日本のメディア・コンテンツ産業等の国のバックアップの現状について」というタイトルで以下のエントリーを行いました。
・日本のメディア・コンテンツ産業等の国のバックアップの現状について
http://ameblo.jp/visionconcier/entry-11240148092.html
上記エントリーはタイトルのとおり、日本のメディア・コンテンツ産業等の国のバックアップの現状について触れましたが、今回は韓国のメディア・コンテンツ産業の国のバックアップについて触れます。
・韓国が国を挙げて韓流支援、「文化芸術分野の底辺を拡大」=韓国 2012/02/29(水) 10:31:44 [サーチナ]
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0229&f=national_0229_050.shtml
上記の記事によると、韓国文化体育観光省が2012年2月28日、韓国の文化芸術を長期的に成長させるための文化芸術振興策「世界と共にする大韓民国文化芸術発展戦略」を発表。
これは韓国の文化芸術の支援策として2012年1月に発表された「伝統文化の創造的な発展戦略」に続くもので、3月には「韓国の文化芸術の産業化」に向けた政策を発表する方針で、長期的な支援策を通じて韓流を後押しするとあります。
発表では、韓流のブランド化に向けた4大支援戦略と、10大核心課題、分野別の推進課題が設けられており、4大支援戦略は、「代表的文化芸術コンテンツの育成」、「文化芸術を先導する専門人材の養成」、「文化芸術と産業技術による創造」、「韓流持続化に向けた文化芸術の交流」で、2012年は同省が544億ウォン(約39億円)を投資し、13年からは企画財政省など関連部署と協力し、政策をより拡大していくとのこと。
具体的には、2012年4月から新しい韓流コンテンツの制作を支援する「K-Artsアカデミー」の運営を開始するほか、韓流ブームが起きている地域を中心に、在外文化院を現在の24カ所から36カ所(14年)に増やす。韓国語教育機関の世宗学堂も、現在の60カ所から200カ所(16年)まで拡大するとあり、文化省関係者のコメントとして、「今回の発表は、特に文化芸術の底辺拡大と、国際競争力の強化に重点を置いた」とし、「双方向の交流を通じ、韓流に対する否定的な認識を解消し、世界と共に文化の流れを作れるよう支援する」とのことです。
どうでしょうか。
日本の経済産業省の『「海外展開の現状と課題」平成24年3月』資料と、上記の記事を比べてみると、韓国は、コンテンツ制作支援組織の運営、在外文化院や韓国語教育機関世宗学堂の大幅拡大と、地に足が付いた、短期的に終わらない、長期的に成果が現れてくる教育機関の増設や専門人材の養成等による韓国文化芸術の底辺拡大施策が読み取れますが、日本はどうもイベントのサポートに過ぎない気がします。
日本は、タレントやアーティストといった一過性で終わりにくい、消費されにくい、圧倒的な数の、魅力あるアニメ、マンガ、これに伴うキャラクターコンテンツ等を有しているわけで、この有利な立場にある間に、上記の韓国のような施策、教育と絡めた施策(ディズニー化含む)を打てないものか、思案が続きます。