韓国企業に学ぶな! コリアン・グローバル・カンパニー 強さの秘けつ | 家庭・仕事・娯楽で美しく健康で幸せに生きる@秦兄弟

家庭・仕事・娯楽で美しく健康で幸せに生きる@秦兄弟

家庭、仕事、娯楽、美・健康を主テーマとした、秦兄弟の日々の実践、スキル、商品・サービス紹介、思考や出来事の記録

わたしは今年の1月31日の当ブログにサムスン、LG、現代、ポスコと題して、韓国企業と日本企業の違い、韓国企業が海外でなぜ強いかについて少し私見を書かせていただきました。


そして本日、上に関連する、とても興味深いタイトル、記事を見つけました。

それは、日経ビジネスオンラインで本日から連載が始まった“コリアン・グローバル・カンパニー ~韓国企業に学ぶな!”で、“サムスンのオーナーは10度豹変す 第1回:キム・ヨナ選手と浅田真央選手にみる日韓企業戦略“というレポートです。


偏りのない、優れた記事と感じました。

韓国企業と日本企業の強みの分析は確かに、と思いました。


この分析に当てはめれば、わたしの1/31のブログの内容は、韓国企業の“現地化”を成功要因に挙げ、日本市場がむしろ独特であるといったことを書いていました。


最近は、それよりも重要な要素として、リーダーシップの有無が極めて重要ではないか、それは一企業、組織に限ったことではなく、国にも強烈に当てはまると感じるようになっています。


もちろん、すべては二面性が存在するため、いい時があれば悪い時もあり、陰陽があるように、オーナー経営者の強烈なトップダウンと独創的な経営哲学、トップダウンによるスピード経営とリスクテイキングがうまく機能しているときはいいのです。


サムスンの李健熙(イ・ゴンヒ)会長、アップル社のスティーブ・ジョブス氏、ソフトバンクの孫正義氏、等。


しかし、そのオーナー、あるいはカリスマが去った後、その組織、企業がビジョナリーカンパニー、永続企業となっていくためには、カリスマがいる間に、いかに優れた後継者を見つけ、育成できるかが極めて重要となります。


ですので、今はよくても、カリスマが存在しなくなった後も、変わらず、むしろ発展していくか、そのためには何が必要なのかを真剣に考えておくことが大切です。


わたしは、そのことを頭に入れながら見ていきたいと思いますが、いずれにしても、昨今の日本企業(や日本国)に足りないのは、リーダーシップだと強く感じています。



マーケティング(ブランド構築)のサポート人@秦兄弟