ビジョナリーソリューションズ 代表の葉田です
リーダー研修やマネジメントの研修で、良く管理サイクルのPDCAの話をさせていただきます。
書店でもこのPDCAの書籍はとても多く出ております。大体の本は高回転で回す視点が多いような気もします。 もちろん、現場で高回転で回して効率を高めたり、改善回数を重ねて、質を向上させたりすることは非常に大切です。
ただ、この回転数の話は、マネジメント階層による捉え方によってその回転数は違ってきます。
現場はもちろん高回転です、しかし、経営層になればなるほど低回転です。その代わりその重さが違ってきます。 これはまさに車のチェンジと一緒ですね。 1速は低速だけど力強く、スタート時に必ずここからスタートさせます。さもないとエンストしますからね。 そして段々とチェンジアップして、高回転にしていきます。高回転になればなるほど力は要りませんね。
回転数(期間内の経営資源の回転数)をイメージした経営は非常に経営発想をダイナミックにする良い手法だと思います。
PDCAを回転数から見ると、このような考え方もできますが、一方で、このPDCAを分解し、それ自身が経営サイクルだと考えると、Pは経営者、Dは現場、Cはリーダー、Aは管理者というようなイメージにもなります。 それだけPは大切であるということもわかります。
見方によって、PDCAの概念はいろいろなものに捉えることができ、管理ポイントを考えるときに非常に有効な方法になります。
一度、PDCAをいろいろな方向性から検証してみると学びが多いことがわかってきます。
ビジョナリーソリューションズ 葉田
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