これは何も大袈裟なことではありません。
例えば社長に夢があり、それを実現したいのなら、夢を持つことを当たり前とする心構え、価値観を持った社員でなければ、とても社長の話には乗ってこないのです。
「夢なんか持ってもどうせ実現しないから無駄だ」
「夢は実現しないから夢だ」
「どうせ人生なんて思い通りになりはしないから、努力したって仕方がない」
そんな考え方を持っている社員と一緒に仕事が出来ますか?
時間の大切さ、約束を守ることの重要性、任せられたら責任を持って最後まで諦めずに挑戦し、結果を出すことに執着する・・・。
そんな社員が欲しいなら、そんな考え方、心構えを持つように
育てるしかない訳です。
即ち、何が出来るか、何を知っているかではなく、
どんな考え方、物の見方、反応の仕方をする人であるかが
最重要であります。
ですから、どんな心構えを持った人であって欲しいかをはっきりさせ、
そんな人材像に向かわせるベく、社長はエネルギーと情熱をかけて育てていく。
それが教育であって、外部機関に派遣してすぐに育つようなことはないのです。
ところが、「そんな事をすれば社員は辞めますよ。」とおっしゃる方がいます。
答えはこうです。
『社員はいつでも辞めますよ。辞められないのは社長ですよ。だったら辞める社員に何故焦点を合わせるのですか?
辞めるかも知れない社員の価値観に合わせるのではな<て、絶対に辞められないあなた、
即ち、あなたが求める人材像に焦点を合わせるべきです。』
今いる社員のAさんBさんが、たとえどんな人であろうと、求める人材像に向かわせる教育を始めるべきです。
仮にその人達がその結果、反発して辞めたとしたら、
まだ見ぬXさんYさんを入れてでも、同じ事をしていかなければいけない訳です。
永久に…。
とにかくあなたが、社員という人が必要なら、あなたが求める社員像をつくり上げていくというのが人材教育であって、
ただ商工会議所のセミナーに派遣する、どこかの研修や合宿に参加させるのが教育ではないということを、しっかりと認識しなければ、
あなたが求める心構えを持った社員は、いつまでたっても育たないという事になる訳です。