メールマガジン VISION Teaching Fukuoka 2014年8月5日号 (No.16)

 箱庭体験ワークショップを行いました。講師をやってくれたのは
夫で 、職種が変わり、ここ10年以上は箱庭の現場から離れてい
る彼が、どうして今、箱庭の話を皆さんにするのか、それは50歳を
前に人生後半を何をしていこうかと考えた時に、自分のライフワー
クとして、身近な癒(いや)しのインテリア的な箱庭を創っていきた
いと思ったからだということでした。  

 ワークショップ初日が終わった夜、たまたま見ていたテレビで、
夫婦でオリジナルの電動式万華鏡を創られている依田満・百合子
夫妻を紹介する特集番組があっていました。お二人は56歳の時
に、自分たちのこれからやっていくことを模索し、たどり着いたのが
万華鏡の世界だったそうです。
 今年74歳を迎え、世界的な評価もさることながら、子供たちへの
万華鏡作り教室を開いたり、大型スクリーンへの投影など新たな
チャレンジもされている夫妻の姿は、私たち夫婦が目指していく生
き方を導いてくれているように思えました。 

 8月7日は、24節気の『立秋(りっしゅう)』です。24節気はさらに
5日ずつに分けた72候というものがあるそうで、立秋は、①涼風至
(涼しい風が立ち始める)、②寒蝉鳴(ヒグラシが鳴き始める)、
③蒙霧升降(深い霧が立ち込める)、 暦の上では立秋から立冬
(11月7日)の前の日までが秋となります。
 
 秋とはいえ残暑は厳しく、実際には一年で最も暑い時季にあた
ります。また、この日から手紙の挨拶は『残暑お見舞い』となりま
す。厳しくても四季の移り変わりを感じた生活をしたいですね。    
 
 次回は8月20日 配信の予定。(毎月2回:5日と20日)