
🌱うちの生徒たちへ
― 挑戦することの大切さ ―
毎日をなんとなく過ごしていると、
人生を左右する大切な「運」や「チャンス」を
気づかぬうちに捨ててしまうかもしれない。
ここからは、私の実体験の話。
私は高卒で小さな会社に就職しました。
給料は安かったけれど、
「働かせてもらえるだけでありがたい」と思い、
11年間勤め続けました。
けれど、ある日ふと気づいたんです。
──本当はこの仕事をしたくない、と。
そんなとき、仲の良い友人が
1枚の求人広告を持ってきました。
「英語講師募集」
面接のあと、未経験の私に課されたのは
20名ほどの前でのデモンストレーション。
緊張で震え、気づけば5人まで絞られていた。
経験者もいる中、
「これは落ちるな」と正直思いました。
それでも私は、やりました。
挑戦せずに終わるのは嫌だったから。
もしあのとき、怖さに負けて帰っていたら──
今の私は存在していません。
そして、みんなと出会うこともなかったでしょう。
あのとき挑戦した自分に、
私は今も心から感謝しています。
勇気を出して向き合ったからこそ、
私は3店舗のスクールを持つことができた。
だからこそ伝えたい。
最初から諦めないでほしい。
迷ったら、挑戦してほしい。
今日、3人の生徒が
英語スピーチコンテストに挑戦しました。
母語である日本語でも大変なのに、
5分間を英語でやり遂げた。
それだけで、もう立派です。
結果は大事かもしれない。
でも、もっと大切なのは
「どう向き合い、どれだけ本気で挑んだか」。
その時間が、みんなの人生を支える
かけがえのない財産になるのだから。