国立新美術館で開催されている『アンドレアス・グルスキー展』を観てきました
リボン

この美術館にはときどきランチタイムにお邪魔するのに、展示を観るのは実は初めてびっくり


なぜって

混雑した美術館で鑑賞するのは嫌いなんだもんうう

なので、平日の昼間に行けるのを待っていたのでした。



……にしては、結構お客さんいたなぁ~汗

そろそろ会期が終了(9/16まで)するせいかなぁ。



10月から始まる『印象派を超えてー点描の画家たち ゴッホ、スーラからモンドリアンまで』は今から楽しみにしているのだけれど、もっと混みそうなので早めに行こう(`・ω・´)




さて、このアンドレアス・グルスキー。

ドイツの写真家なのですが、写真を観ているというより抽象画を観ているような、そんな感覚にさせられる作品が多かったです。

題材も自然のものから、証券取引所といった人為的なものまで、それらをものすごいマクロな視点で捕らえて作品にしているので、タイトルを観なければ何だかわからない作品も多々ありました。

そして、実際、実物が何なのかはさほど重要とは思われず、その『画』から受けるイメージを存分に楽しめる作品でした。


$La Vie de Paris
©Andreas Gursky Rhine Ⅱ 1999



$La Vie de Paris
©Andreas Gursky Bangkok Ⅵ 2011



$La Vie de Paris
©Andreas Gursky Prada Ⅰ 1996






そして

わたしはひとつの『画』の前で呆然と立ち尽くしてしまったのですムンクの叫び


$La Vie de Paris



これ、、

何だと思います!?


というか、、

わたしここに住んでいたんです(((゜д゜;)))



そう、この写真はパリのモンパルナスにあるアパルトマン(マンション)なんです。


ジャクリーヌっていうコルシカ島出身の、それはそれは純粋な心を持ったマダムといっとき一緒に暮らしていた(間借りともいう)アパルトマンなんです。

サロンの窓に彼女が描いた大きなひまわりが、目の前に浮かんできましたひまわり


ジャクリーヌ、、

わたしのちっぽけな見栄で再会することができなかった汗2


数カ月後、意を決して再びこのアパルトマンを訪れたとき、彼女はどこかへ引っ越していて、違う人の名札がかけられていた。。


数カ月前にはたしかにここにいたのに。

もう二度と会えないと思うと、帰りのバスの中で涙がポロポロ溢れて止まらなかった。



Jamiroquai - Talulah


She's gone away
Flying up on a jet plane

Tell the captain that I'm to blame
I'm to blame...


それが

こんなところでジャクリーヌの思い出と再会できるなんて(´;ω;`)

詳しくは聞かなかったけど、一緒に暮らしていたときすでに病気を患っていた彼女。

今もフランスのどこかで、少女みたいな笑顔とともに暮らしていると嬉しいなひまわり






photo:02
B1Fのカフェでかぼちゃのクリームペンネをいただきますた


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