ロシアのウクライナ侵攻に心痛む(13)
< ロシア軍、防御戦は得意でも敵地攻撃は不得手? ⑥ >
侵攻後のこの数か月を見てみると
ロシア陸軍の戦闘システムは、旧来のロシア・ドクトリンそのもので
軍の組織にとっては慣れ親しんだ手法ですから
効果的で、なおかつ強力な戦闘力を発揮しているのではないかと思われます。
しかしながら、完全に失敗し行き詰まってしまったのが
ウクライナの中枢機能破壊を狙った
首都キーウへの侵攻だったのではないでしょうか。
この方面の作戦は、東部2州や南部クリミアでの戦闘とは違って
国家の中枢機能を破壊することが主目的で
あわよくば首都キーウの武力占領を目論んでいたと考えられます。
その意味では戦闘の方法に工夫が必要で
旧来のロシア陸軍のやり方では通用せず、
新たな戦闘方法を駆使した現代戦法ともいえるやり方が必要だったようです。
具体的には、先ずは効果的な攻撃のための事前の情報収集、
人口衛星や空中偵察機によるキーウ首都圏地域の常時監視を始め
ドローンや誘導ミサイルなどのAIを装備した兵器によるピンポイント攻撃のほか
特殊部隊を使った中枢機能へのテロ攻撃といった手段を用いた
戦闘行動が必要不可欠であったと言えるでしょう。
今日はここまでです。
次回をお楽しみに
ではまたお会いしましょう
2022年6月25日

