ロシアのウクライナ侵攻に心痛む(6)
<T ・ ルーズベルト米大統領の発言>
T・ルーズベルトがアメリカの大統領に就任していたのは、
再選を挟み1901年9月から1909年3月までで、約7年半大統領の職にありました。
ですから、彼の大統領任期中に日露戦争(1904年~1905年)が勃発していましたので、ある意味では日本びいきの彼がこの時期に米大統領であったのは、日本にとってはラッキーであったと言えるのかもしれません。
また、日本から日露戦争の講和仲介をアメリカのルーズベルト米大統領に依頼するため派遣された特派大使の金子堅太郎とはハーバード大学の同窓生という間柄でした。
二人の在学中に親交はなかったようですが、日露戦争が始まった時にはすでに15年の交友歴を築いていたこともあり、そういった関係もあってルーズベルト米大統領は日本の金子堅太郎に対して温かく見守り協力的な態度で接してくれたようでもあります。
では、ルーズベルト米大統領が金子特使に語ったこととはどんなことなのか
早速その発言について触れていきましょう。
【ルーズベルト米大統領の発言】
「 日本は正義のために、はた人道のために戦っている。
ロシアは近年各国に向かって悪虐無道の振る舞いをしている。特に日本に対しての処置ははなはだ人道に背き、正義に反した行為である。
今度の戦もずっと初めからの経過を調べてみると、日本が戦をせざるを得ない立場になっている。
よって、今度の戦は日本に勝たせなければならぬ。
そこで吾輩は影になり、日向になり、日本のために働く。 」
以上が大統領発言の内容ですけれども、
日本人ならこれを聞いた時には、ほとんどの人が感激するのではないでしょうか。
でも、世界の裏舞台である国際政治や外交はそう単純ではないのです。
ルーズベルト米大統領の発言から読み解くアメリカの腹の中はどうなのか、
今日はここまでにして
次回、アメリカの国益から見た視点での米大統領の発言の真意について、見ていこうと思います。
お楽しみに
ではまたお会いしましょう
2022年4月15日

