最近、自由が丘でクラブを経営するママに会いました。

 

ママさんは、長年の不景気とご自身の年齢もあって、そろそろ引退を考えているということでした。

自由が丘にお店を開いて二十数年もやってきた小奇麗ないで立ちのママさんです。

 

お店を長年共に働いてきた雇われ従業員の店長に譲ってと思っていたところ、物事がスムースにいかないことが分かったのです。

新しくオーナーとなる店長のもとでお店を新規に開業するには、店長名義の風俗営業許可を取らなければなりません。この許可取得がうまくいかないのです。

単なる技術的な問題ではありません。

 

問題点というのは、

まず数年前に近くに保育園ができたという事実です。

次に、これに関連してこの保育園は保全対象施設となっているということです。

どういうことかと言いますと、風俗営業許可を取得するためには保全対象施設からの距離制限を守るという、場所的基準の一つをクリアしないといけないのです。

 

他にも申請する以前にクリアしなければならない点は、ざっくりいうと、人的な基準や建物設備等の基準があります。

これらすべてをクリアして初めて申請となり、基準をクリアしていないと新規の風俗営業許可は下りないということになってしまいます。

これは法令上の問題で、許認可権限は所轄の警察署(公安委員会)にありますから、法を順守する立場の行政書士としてはどうにもなりません。

 

自由が丘の街は、ファッションやスイーツに飲食店など、ちょっと粋なお店がいっぱいあります。この街にかかわって何十年も生きてきている方々は大勢います。

これからは地元の方々に対して、少しでもお役に立てるような生き方ができればと改めて思う今日この頃です。

 

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