1月10日、トランプ米次期大統領の初会見がありました。
20日に大統領就任予定のトランプ氏にとっては、先の大統領選挙に勝利して以来初めての正式な会見となります。
私も多少興味があったので、TV中継を見ていました。
会見のやり取りを見ていますと、マス・メディアとの対決姿勢を前面に打ち出したトランプ節絶好調のやり取りであったような印象を受けました。
世界各国が注目した初会見だったと思いますが、企業経営者感覚を剝き出しにしてエネルギッシュに語り、一方的なある意味強引ともいえるほどのリーダーシップで記者会見を取り仕切っていましたね。
マス・メディアの質問は、トランプ氏が自ら経営する企業と米大統領としての利益相反の関係や今後の米ロ関係、特に米ロ関係については質問が集中していました。記者の目から見ると最大の関心事がそこにあるということでしょうか。
自動車貿易関連では米国での自動車製造に舵を切っている米大手自動車会社にはある程度満足したのでしょう。あえてコメントはしていませんでしたが、メキシコ、日本、中国には不満があるのでしょうか、名指しでコメントをしていましたね。
正直なところ、この会見を見て米大統領という世界最高の権力者になったら政治家としてはどうなっていくのだろうかとの関心は、ますます不透明になって先行は混とんとして来るような感じがしてなりません。
企業経営者が上から目線で従業員に接しているようなことにならなければよいのですが。
良き経営トップは常に社員のことにも配慮しているように、米国の大統領というトップの権力を持つ政治家として世界の平和と人類の幸福に目を向けた歩みを進めてくれるでしょうか。
アメリカ・ファーストは今の米国にとっては大切なことでしょう。
でもほかの国々の人々はどうなるのでしょうか。
無理が通れば道理がひっこむ的なことは、ぜひ避けなければならないと思います。
このグローバルな地球社会で自分一人勝ちではやっていけないことは自明の理です。
今後のトランプ氏の政治手腕が権力を持つが故にますます注目され、世界に影響を与えていくことは必定ですので、是非とも慢心で目が見えなくなるようなことがなく、自戒して人類の直面する難問・課題に世界のトップリーダーとして高い意識をもって取り組んでいってほしいと切に願うものです。

