「しばらく連絡がないな」

パスポートを預かっているので気になる。

恐る恐るパスポートを見た。

「13MAR」

「あれー期限が過ぎてるー」

ショックでした。

ビザの期限を守るのは本人の自己責任だけど
パスポートを預かっていたのは自分だ。

一人のオーバーステイを作ってしまった・・・。

あまりのショックに仕事を辞めようかと思った。

「自分はこの仕事をやる資格ない」

「何とか入管に事情を説明してみよう」

でも本人はどうしているのだろう?

ビザの期限が切れてるの知ってるのかな?

しばらく立ち直れなかった。

相談受けた時はまだ期限に余裕があった気がする。

時の経つのは早いものだ。

気を取り直して外国人登録証のコピーを見た。

「2010年5月13日」

「あれー3月13日じゃないの?」

「13MARと13MAYを見間違えたみたい!」

ビザ衛門
舞台はイタリア

フェデリコ・フェリーニ監督の「81/2」のオマージュ
「NINE」

映画監督は神様と言われている。

チネチッタ撮影所が、ポポロ広場が、アンツィオがある。

スクリーンをイタリア車が走り抜ける。

天才映画監督のスランプ。

脚本が書けない。

「あなたは世界一のうそつきだから堂々とうそをつきなさい」

彼を取り巻く7人の女達。

彼は女を選びきれない。

愛に揺れる。

でも愛しか見えない。

男と女が繰り広げるイタリア的「愛」のリアル。

世界は男と女と愛でできている。

イタリア映画はいつもそう思わせてくれる。

ニコール・キッドマンがマリオン・コティヤールが
ペネロペ・クルスがジュディデンチが

アメリカ、フランス、スペイン、イギリスと
国籍の違う豪華女優達。

ソフィア・ローレンの存在感は圧倒的だった!

ビザ衛門


「社員旅行でハワイにいくんですか・・・」

「ビザが必要ですよね?」

「必要です」

日本人にとってはちょっとハワイ!でも
中国人にとってはビザが必要になります。

それも100%許可が下りる可能性もありません。

フィリピンの人がビザなしで行ける国は
マレーシア、香港、シンガポールだけとも聞きました。

日本人と外国人の夫婦の相談。

「私は○○に入国出来ましたが妻が入国拒否されました。
何とかなりませんか?」


「なりません」

日本人はほとんどの外国は行けます。

それが行けない国の人もいるのです。

世界どこでも行ける日本のパスポートが欲しいから
帰化したい!

そんな要望も耳にします。

日本人のあまりにも恵まれた環境。

知らない人が多いです。


ビザ衛門