2年半、伝統技法で作る唯一無二の製作 | 続、職人のひとりごと

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ジュエリーをつくってはや25年世界各国をまわって世界のセレブから隣のおばちゃんまでいろいろな方の結婚指輪からフェレットの首輪まで物造りに携わって感じたこと、感動した事、いろいろな修理やオーダーまで造ったものを交えながらつずって見たいと思います

私の中では日本に帰ってきて、約20年、久々の会心の出来栄えの製作物になりました。

非常に拘りの強い常連様の何年かかっても、構わないから心から納得の行く製作をして欲しい、、、一生の自分のお守りにする為に、、、、とのご依頼でデザイン画から製作方法など、あらゆる頭の引き出しを集めて、製作させていただきました。

他のお仕事をしながらになってしまうので、時間を見て、覚悟をしながら製作いたしました。

完全な鍛造品の地金の塊からの削り出しで、私のレーザー溶接の特許などを駆使して、彫りも鑽から製作をして作らせていただいた逸品です。

300g以上の750イエローゴールドで、パーツの製作も、全て手作りの鍛造です。
指にはめられても、ペンを持って字を書くことも全く問題なく、薬指にはめても他の指に当たることもなく付けることが可能です。

溶接の箇所から彫り方、今できることを全てやらせていただいて製作いたしました。
先程、オーナー様にお引き渡しで、オーナー様も心より喜んでいただけて、すみません、ちょっと魂抜けてます、、、、、。

具体的にどうしたか、は割愛します。


出来上がった逸品を皆様にご覧になっていただきたくて、、、、、、。


木工彫りの様な彫り方も入れて、生き物のように今にも動き出すんじゃないか、と言うように、、、、、

魂が宿る製作を常にできる様に、、、、、

精進します。