先日、お話をさせていただいておりましたカルティエさんのトリニティのサイズ直しです。 | 続、職人のひとりごと

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ジュエリーをつくってはや25年世界各国をまわって世界のセレブから隣のおばちゃんまでいろいろな方の結婚指輪からフェレットの首輪まで物造りに携わって感じたこと、感動した事、いろいろな修理やオーダーまで造ったものを交えながらつずって見たいと思います


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今日はお蔭様でオープンからいままで、お客様がいらっしゃっていただき、ブログの更新がこの時間になってしまいました。申し訳ありません。



しかし、先日お話をさせていただいていましたカルティエさんのスリーゴールドのトリニティの3連リングのサイズ直しをお預かりさせていただきました。


先日もお話させていただきましたとうり、このリングのサイズ直しは修理不可のはずです。


弊社ではサイズ直しは、お受けいたしております。

このリングをサイズ直しする場合、たとえば3番あげるとしたら、それぞれ3番あげると間違いなく絡まなくなりサイズがばらんばらになるばかりか、入らないものもでてきます。


出来たとしても絡まない3連じゃあ意味ないですよね、、、、、、、


実は今回お預かりさせていただいたリングは他社の工房でサイズ直しをされて見事に!?絡まなくなってしまいましたリングでした。


お客様、曰くこんなものですといわれたそうです。

全くこんなものではないので 、いまトリニティの3連のサイズ直しをお考えになっているお客様はお気をつけください。


まずこの指輪の場合、3本をばらばらに1本づつにしてそこからサイズ直しの作業にはいります。

ただ、それだけじゃまず無理です。


ポイントは3本サイズが異なるということです。どの指輪を起点にしてサイズをあわせていくか秘密です。


何番づつづらしていくか、どれくらいの番手を変えるのか、、、、、リングの太さ厚みによって変わります。

それは経験とスキルでわかるはずです。


その番手ずらしが完璧になればきれいにリングが絡みます。


ブランドさんのお直しははっきり言ってかなり難しいと思います。

ただ、付けられるようになればいいのか、ブランドのオリジナルの状態を崩さず直すのかで工賃もかわります。

変わるのであればどうかわるのか、、、、本来であれば受ける工房サイドが事前にお客様にご説明するのが本来なのですが、弊社にお困りになって見えてくださるお客様のほとんどが事前に説明を受けておらず、お客様も聞かなかったため結構な悲劇になっております。


たとえば、ブランドのマークを消されてしまった、ナンバリングを消されてしまった、ひどい場合いになるとブランドのロゴマークを一文字とか、二文字消されてしまったなどということまでありました。


お客様がどこまでのお直しを望んでいらっしゃるかで変わるんですけどね、、、、

ロゴマーク消されてしまったら粗悪なコピーと一緒ですからね(苦笑)


カルティエさんの2Cリングなどはセンターの隙間をガッツリあけられてしまったらそれではサイズ直しにならないし、面倒でも後ろ側からサイズ直しをしないと、、、、、、、

で、後ろからサイズ直しをしただけでロー付けしてしまうとロー目でアフターになってしまうので、レーザー溶接をしないと完璧になおりません。


そんなサイズ直しや修理をしておいて、ブランド品だからと法外なお値段をとられてお困りになっていらっしゃる方が多いのでその辺の事前リサーチはされたほうがいいと思います。


いまのブランドさんの商品でロー付けで直る商品は皆無だとおもいます。

直るには直りますが、アフターが確実に認定されてしまいます。

レーザーであればまだ正直わからないかも知れない、、、、というレベルですがアフター扱いされないと思いますが、、、、、、、



皆様!!十分お気をつけください!!





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