こんにちは。日下部愛実です。
今日で9月も終わりですね。すっかり秋
本当に月日の経つのが早くて・・・焦ってしまいます。
１つの本を読むにしても、自分のおかれた環境や、心境によって
本の印象というのは全く変わってくるものですね。
2年ほど前に読んだビジネス書を、たまたま自宅の本棚で見つけ
「あっ、こんな本もあったな～」
と、読み返してみました。
数年前に読んだ多くのビジネス書の中でも
そのタイミングで、良いと思った本、なんだか今の自分には関係ないやと思った本
ん～ちょっと難しい・・と思った本。様々です。
当時は、自分の意識を高めるような夢のある内容で、マインドコントロールするような本が自分にはあっていたんだと思います。
今回、当時はさらっと流してしまった本の背表紙がたまたま私の目に飛び込んできて
手にとりました。
そうしたら、今の自分の環境・心境にマッチしていて、思わず「なんでこの本、ちゃんと読んでなかったんだろう？」
と自問自答してしまいました。
その本の内容は経営者の駆け出しの心境を確実にとらえ、その悩みなどをリアルに反映しているから。
当時の私には、予想をしていても実感がない。
今は、リアルに感じている。
その違いなんですよね。
同じ本でも、読むタイミングによって、その人にとって、まったく価値が変わってくるものです。
私の尊敬する人の一人が、よく言っている言葉があります。
「ゆっくり急いで」と
焦って何かをしようとしてもダメ。
自分が昨日より今日、何か1つでも進歩できる”歩み”を止めなければ、タイミングが必ず訪れる。
そのタイミングを活かせるのは、日々”歩み”を止めない人。
だから、止まらず、急ぎながら、ゆっくりとタイミングを図る。
という意味。
本との出会いも、１つのタイミングなんでしょうね。
そして自分に足りないことを教えてくれた本に出会えたことにも感謝ですね。