世の中には科学では証明できない出来事が起こることがあります。
皆さんは見えない力を信じますか?
本日、家庭裁判所へ行き、相続放棄の手続きをしてきました。
私には兄がおりますが、幼い頃、両親は離婚し
兄と私は母親の籍になりました。
それから30年もの間、実父とは音信不通。
今年、起業したこともあり
ある社長さんから、信用できるという、鑑定氏さんを紹介してもらって
先月中旬頃にみてもらったのです。
そこで、「仕事をして生きていくなら、実父方の祖母の墓参りに行くように」
といわれたのです。
私は、「30年も疎遠なのに、、必要ですか?」
と聞き直したのですが、「実子として生まれたからには必要です」
と言われ、その晩、母親に電話をし、
祖母のお墓の場所を聞き、9月の末にお墓まいりに行ったのです。
そのお墓で衝撃の事実が判明
どこかで生きていると思っていた父が
今年の7月21日に亡くなっており、お墓に一緒に入っていたのです。
墓石に彫ったばかりの文字が鮮明に刻まれていたのです。
お墓参りにいかなければ知らなかった父の死。
祖母と父が、知らせたくて、私を墓参りに呼んだのだと思いました。
目に見えない不思議な力です。
おとといの晩
兄から電話が入り
「死んだ父に遺産があり、実子に相続をする権利がある。」と実父の妹さんから連絡があったそうです。
でも、その遺産は、負の遺産であり、数千万もの借金でした。
死んだ日から3ヶ月以内に相続権放棄の手続きをしないと
相続を承諾することになり、知らないうちに、数千万の借金を背負わされてしまうのです。
(もちろん、知る由もなかったので、状況によっては3ヶ月以上の延長は可能ですが、「知らなかったということを証明する」のが大変になってしまうのです)
タイムリミットまで、3営業日
というぎりぎりで連絡が入り、その事実を知った瞬間は、胃が痛くなりました。
今日、書類を揃え、家庭裁判所へ出向き
相続放棄の手続きをしてきました。
1時間ほど、担当官より事情を聞かれた結果
放棄の方向で処理を進めてもらえそうなのでよかったです。
お墓参りにも行ったお陰か
ぎりぎり、手続きが間に合うタイミングで連絡が入ったのも
見えない不思議な力に守られて、周りが動かされ
連絡が届いたのだと思います。
実父の妹さんは、当然私達の連絡先なんて知りませんでした。
いろいろな知人をたどり、やっと母親の連絡先を知りえて連絡がきたのです。
不思議な力は、証明は出来ないけれど
幼い頃から養育費も払ってもらえなかった私と兄に対し
最後に、父が守ってくれたんだと
信じて感謝したいと思います。