オカルト系動画で、本当にヤバい心霊スポットとして紹介される「ステンチランド」。邪悪なずん子市長に支配されたこの街は、恐ろしい出来事が絶えず起こっています。
ずん子市長は動画の投稿者を特定しようとしています。その後、有名なYoutuberが突然行方不明になったというニュースが流れます。
街を上空から見下ろした景色が映りますが、良く晴れているのもあって、離れたところから見ると綺麗な街に見えます。死体と汚物で溢れた死の街なのに。
街は相変わらず死体で溢れているようです。ずん子市長は、リサイクル施設で死体の髪の毛から服を作っていると笑いながら話します。
街に死体が溢れている原因は、焼き場の数が間に合っていないことと、ずん子市長の粛清が多すぎるからだそうです。
ずん子市長は、簡単に解決しそうな焼き場問題から取り掛かることにしました。粛清をやめる気はないようです。
火葬場のスタッフを増やすために、住宅街の建設と職場見学を始めました。職場見学のコースは2つあり、焼き体験コースと焼き肉見放題コースです。
どうやら扉の閉まる焼き釜ではなく開放的な状態で焼いているようです。そして死体の搬入が滞っていたためウーバーイーツと提携したそうです。
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墓地には、一面見渡す限り墓石が立ち並んでいます。この街で亡くなった市民の数が異常であることがわかります。
ずん子市長は墓参りに来ていた遺族に対し、例のごとく暴言を吐きます。遺族との間にピリピリした空気が流れます。
このエリアは火葬場が多く存在しており、さらにはきりたんの家の横にある原子力発電所が月に一度のペースで爆発しているため、火事が絶えない状況です。
きりたんはストレスで気がおかしくなり笑っています。あちこちから火の手が上がり、街は火の海と化しています。
消防ヘリが、近くの川から水を汲んで、上空から撒いて消火活動を行っています、でもその川の水は下水をそのまま流し込んだものです。
消火後の土地は汚染され、死んだ土地となります。ずん子市長は焼き場問題が解決したと言いますが、新たな問題が発生しています。
大量の救急車が詰まり、救急車のランプで眩しい道路が映ります。そもそもなぜこんなに死体が多く出るのか、病院はちゃんと機能しているのか、茜は疑問を口にします。
ステンチランドの病院と言えば、例の、昼は病院、夜はナースキャバクラとして営業している病院です。
この病院は、ルックスでスタッフを採用しているため美人ばかりだけど、誰も医師免許を持っていないという問題があります。まともに機能しているわけはありません。
ずん子市長に呼び出され、ステンチランド一番の名医、紲星あかりが登場します。ナースキャバクラでの源氏名はキズナアイだそうです。権利関係が危険です。
無免許医師がほろ酔い状態で手術するため、ほぼすべての手術が医療過誤で終わっているそうです。大きな赤い文字で「脳外科医 竹田くん」と言うコメントが表示されます。
このような状態に不満を持った市民がデモを起こしていますが、ずん子市長は「この市民たちは今夜消息不明になるでしょう」と言います。
ステンチランドの住人代表であるきりたんが、ずん子市長に要望を伝えます。彼女は街に夢の国のような遊び場が欲しいと言っています。
ずん子市長は毎回きりたんの要望を素直に聞き入れません。茜に注意されて、渋々きりたんの家の近くに植物園を建設しました。
その植物園には娯楽用ドラッグの原料となる植物が植えられているようです。茜は「遊園地が欲しいってことや」と注意します。
しかし、きりたんは「頭がスーッと空っぽになって嫌な事が忘れられるやつ」を求めていたようです。彼女はこの街に住んでから、嫌な事がありすぎたのでしょう。
ずん子市長はテーマパークを作ろうとします。パーク建設のために専門家として東北イタコが呼び出されます。
イタコはパーク建設において、住民がこの街に抱いている思いを表現するそうです。茜は「憎しみやろなあ」と言います。
建設中の様子を見ると、まっとうにゲームをプレイしているように見えます。道や施設の配置などは素晴らしいのです。街の前提が間違っているだけで。
パーク内を回りやすくするために、楕円型の道が設置されます。アトラクションは中央に集中させ、なるべく歩かなくて済むように工夫されます。
この街は大気が汚染され過ぎて、歩くことで住民の肺にダメージが入り命に関わる危険性があるからです。
テーマパークの両端には下水の溜め池が作られています。これがなければ、もう少し空気が綺麗になると思われます。
ずん子市長は「ぶらり汚散歩の旅」でパーク内を案内します。パーク内には脱法賭博施設、ジェットコースター、ラブホテル、ロケット発射場、ライブ会場があります。
ジェットコースターは金属が劣化しており、死亡事故が多発しています。最後に打ち上げられたロケットが、きりたんの家の横の原子力発電所に墜落し、動画は終了します。
