お盆
ある本を読んでいて、ずっと忘れていたことを思い出した。
なんでずっと忘れてたんだろう?聞いていたはずなのに、
知っていたはずなのに。
直接顔を知らない曽祖父母や幼くして亡くなった父の兄弟。
戦争から帰ってきてから心を病んでしまった大叔父、先天性の
病気で若くして亡くなった叔父。そして身近な家族のことは
仏壇の前に座ると思い出していたのに。
すっかりすっぽり、その人のことだけ抜けていた。
この世に生まれてはこなかったけど、妹と弟の間に存在した
もうひとりの兄弟…。
今年のお盆、実家に帰ったときにはきちんと亡き兄弟にも
お線香をあげてきます。 (-入-) 