あれから三年
情報はTwitterに上がった
『この動物はなんだろう？』
おそらくは副腎疾患から体毛が禿げてしまったフェレットの目撃情報だった
目撃者さんと連絡を取り、
土砂降りの雨の中 何人ものフェレ飼いさんと、目撃者さんで懸命に捜索したけれど、
すぐには見つけてあげられずに
翌々日の丑三つ時に弱り切った姿で見つかった
この子に何があったのか
どうして、そんなところに居たのか
そして何故理不尽な亡くなり方をしなければならなかったのか
お空に帰す際には、たくさんの方々が見送ってくださったけれど、
寂しかっただろう
怖かっただろう
そう思うと今でも胸が締め付けられる
三年も経てば、飼い主さん達のおうちの子も
たくさん天に召されて
また新しくフェレットと暮らし始める人たちも居て
フェレット飼い主さんの世代交代もすすむ
相変わらず脱走や迷子は後をたたないし
見つからない子も多い
遺棄なんてもってのほかだけど
雅朗くんと名付けたこの子の本当の名前はなんだったんだろう
去年の春に、同じように屋外に居て生命を繋げなかった燦くんの本当の名前はなんだったんだろう
結局わからないまま🌈
二度と同じような子を出さないように、
脱走させないように
迷子にしないように
もう一度、しっかりと確認して欲しい！！！
人間よりもはるかに寿命の短い動物と暮らすことは、その子の毎日を守ること
歳をとっても 病気になっても
その子の生命に責任を持つこと
今一度考えて欲しいと思う
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