黒もなか イタチの日に思う | もなかおばさん家のいたちっこ

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天使になったもる子のおかげで始めたブログ
さくら も ちょ子も虹の橋へ。かん太 ぎん も、、、、最後のうちの子ぱぱ君も虹の橋へ向かいました
保護っ子フェレットちゃんとのバタバタした生活

保護活動についてのお問合せ 歓迎です

もうすぐ冬が来る

今年もあとひと月半ぐらいになったあせる



歳をとったからなのか、日々が加速度付きで過ぎていく気がする


毎日のように遺棄だとか迷子だとかの話が絶えないもやもや


手を伸ばして届く範囲なら、、、と思って

これまでやってきた

私は、フェレットの保護しかしないけど、

現場にフェレット以外の動物が居たら

その生命を放り出したりはしない

うさぎや、モルモット、鳥といった小動物は、

それぞれその専門分野の保護活動者さんに繋いできた

それが最も適した環境で、その生命を守ることが出来ると信じて



どんな生命だって生命に変わりない


どんな動物だって保護するって

とても凄いことで、生命に対して取り捨てしないって素晴らしいことだとは思うけど、

とても大変なことなんだ

友人に立場上そうせざるを得ない人が居るが

彼女はそれぞれの動物をきちんと調べて

その子に合った受け入れ先を探すことに奮闘してくれている


だけど、一部の大きな団体様は、

小動物ってひとくくりにするし

エキゾチックアニマルってひとくくりにする


『うちには小動物担当が居ますから』

『うちにはエキゾチックに詳しい担当が居ますから』


その結果、きちんと医療にもかけずに

その子に応じた医療をかけて貰えない保護動物も居る


行政の少しの手違いで、私の手をすり抜けてしまったその子は、

保管期間中を他の動物と同じ場所で

毎日をケージの中で過ごし

保管期限明けには、

耳ダニが居たまま、里親さまへ譲渡され

譲渡時には、見事に爪ものびたままだったあせる

そして、こともあろうに

既に入っているマイクロチップの代金を里親さまに請求していたもやもや


幸いにも若かったその子は、

里親様の元できちんと医療にかけて貰い

マイクロチップの照会も済ませて、

飼い主登録はなかったけど汗

今はとても幸せにしている✨


無事だったから良かったものの

その子に生命の危機があったなら

私はきっとその時の行政の手違いを

大きな声で追求していただろうと思う



今回、遠く離れた地域で保護されたその子は、

その容貌から最初から遺棄と決めつられて

行政に届出もされていなかったあせる


動物遺棄事件として捜査してもらうハードルは

とても高くて

・確実に飼われていた動物であること

(フェレットでは当たり前のこと)

・現場保全と証拠保全

(基本的には警察官が現場に立ち会うこと)

現実にはなかなか難しい

仮に遺棄と判断されて、フェレットの元飼い主がわかったケースでも起訴までされなかったケースを私は知っている


だけど、だからと言って

決めつけて届出すらしないのは違うと思う

その子は、一時的に預けられた子かも知れないし、

フェレットを知らない人に見つけられて

知らずにお世話をされていた子かも知れない

野生に居ない 必ず人に飼養されているはずの動物には

必ず所有者が居て

拾得物として届け出なければならないのだ


遺棄だとするならば、同日ほとんど変わらない時間にすぐ近くで保護された子と共に、

それをもっと追求する立場に居るのが

保護活動者じゃないのだろうか

見つけられて、すぐにたらい回しのように

人から人の手に渡り

可哀想だけを主張するのは違うと思う


そして私が最も嫌うのは、

可哀想な容貌や画像を使って知名度をあげようとする

行為



・上皮癌の猫を使って多額の支援金を集めて

豪遊していた保護活動家

・愛護センターから引き出して

譲渡に向かない子ばかりを

他の活動者に環境も確認せずに丸投げして

そこが立ち行かなくなって崩壊したら

(もちろん崩壊した側にも重い責任はあるけど)

さも鬼の首でもとったかのように

責めたてた保護活動者たち


『可哀想をSNSにあげたら、閲覧数がとれるから』

そう言った保護活動者の言葉が我慢できない


保護活動には、確かにお金はかかるし

もちろんうちだって持ち出し必須の火の車炎である

だけど、やっぱりまるで見せ物のように

保護っ子の写真は掲げたくない


一昨年、屋外で目撃された雅朗君を助けられなかった際に書いたブログは、確かに閲覧数は多かったけれど、あの子を救えたならば

ブログに書くのはもっとずっと後だったはず


今現在だって、闘病中の子もいれば、

まだ公開すら出来ない酷い状態だった子もいる汗


悲しいけれど、動物の生命は、

人間の都合でいくらでも変わってしまう 


その子の生命を救いたい、繋げたいはずなのに

ナンカ違うんじゃない?


うちに預かる子だって、より良い環境で

きちんと医療にかけて、安心できる方が居られたら

そこにお願いをする


それがその子の為だと思う行動をとる



結局、誰が悪いのかと言えば

屋外で生きていく術を知らない動物を

外へ放ったヤツなんだけど、、真顔


保護活動してるからって

決して人間として偉いワケじゃない

保護された動物だからって

その動物に罪なんかない


可哀想を押し付けて、背負わせて

その子の幸せを歪めないで欲しい



そして保護されなきゃならない動物が

なくなるように、

ただそれを願ってる



こちらは里親募集中のぷち子ちゃん


そして今日は、虹の橋🌈で待っててくれるさくらの10回目のお誕生日




誰が言ったのか知らんけど

11月11日は、イタチの日なんだそうだ笑ううさぎ




どうか、あのフェレットちゃんが

無事に幸せな鼬生を送れますように!!!




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