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virt_flyのブログ

フライトシミュレーターソフトのFlightGearで仮想飛行を楽しむブログです。

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青丹よし奈良の都の青って?

 

 朱雀門の次は、大極殿。
 かなりあちこち省略していますが、結構手間取ります。あえて柱全部と軒下の組物、手すりの一部を3D化したこともあり、おかげでメモリサイズは1.6MBに及んでいます。

 今回、屋根はもう少し灰色がかった青緑色にしたかったのですが、緑がかってしまいました。「青丹よし奈良の都」という言葉がありますが、奈良の枕詞となっている青丹よしの元々の意味は、屋根の青、柱の赤とか。青といっても青葉の青、信号の青と同じで緑色という説がありましたから。

 朱雀門にしろ大極殿にしろ、見た目はよくにています。まあこの時代の建物を再現しても、みなにたかよったかになることでしょう。それならと甘く考えて、3Dモデルのコピーで次々簡単に再現ができるように思ったのですが、そうは問屋はおろしてくれません。一からつくった方が早い場合もあります。FlightGear用に密かに平城京再現プロジェクトを進めようかと思ったのですが、やはり容易なことではなさそうです。

 それはさておき、メモリの消費をおさえるために、柱をまびき手すりや組物を画像ですませる簡略版の大極殿3Dモデルの作成に挑戦することにします。。

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↑縁のぼかしの効果 左:ぼかしなしのテクスチュア使用 右:ぼかしありのテクスチュア使用 
 

”ぼかし”でしのぐ

 

 再作成したものの朱雀門は、メモリサイズが大きすぎです。
 平城京全体を再現でもしようとすれば、同じようなつくりの建物がいっぱいありますから、FlightGearが重くなりすぎることでしょう。

 柱や軒下の組物のような同じパーツは、xmlに記述することで複数再現することも、メモリ量削減の一手ようにも思います。

 この場合は、建物本体の3Dモデルの他、柱や組物の3Dモデルが別ファイルで必要になります。朱雀門用にフォルダを用意して関連ファイルをまとめておかないとどれが何だかわからなくなりそうです。しかし、FlightGear用の他のランドマークにはこうしたひとつの3Dモデルに複数のacファイルが存在するものは見かけませんし、したがってフォルダも存在しません。

 平城京を再現するのであれば、柱や組物をパーツとしてSceneryに用意されたModelsフォルダにおいて共用することも考えられますが、どの建物でも組物や柱の大きさが同じとはかぎりません。

 この手が使えないとなれば、最初につくったメモリサイズの小さな朱雀門を再利用して、弱点だった画像の透明部分に白い縁取りが生じてしまう問題をなんとかクリアするしかありません。

 背景との関係で画像と透明部分との間に白い縁ができてしまう問題は、Blenderのアルファチャンネルに関係があるのでしょうか。まず、これを確かめてみました。
 使用中のBlenderが2.69とバージョンが古いためか、アルファモードは手動でPremultipleidを設定するようですが、特に変わったところは見られずよくわかりません。

 いたしかたありません。次はGIMPを使って縁をぼかすことでしのげないか、確かめてみることにしました。ツールオプションからファジー選択をしきい値100弱で設定し、フィルターのぼかしを実行しました。

 結果は、上の画像のとおり。完璧にはいきませんが、以前の朱雀門の画像と比べるとかなり改善されています。

 1階部分の柱くらいは3Dモデルにしてもいいかもしれません。白い縁取り部分が大幅にに解消されますし、いかにもペーパークラフト的な平板に見える柱も、立体的になります。下部に画像。メモリ消費は270KBどまり。でも、微妙といえば微妙かも。

 柱がむき出しの建物ばかりではないと思っていましたが、よく考えたら塀には柱がありませんが、お寺に多い回廊には、柱だらけといっていいくらいむき出しの柱がいっぱい。

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↑1作目と2作目の折衷案みたいな最終型。3Dモデルは1作目がもとになったので少々雑なのが残念。

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↑一部、画像中の透明部分に白い縁取りが残りましたが、前作よりはすっきり。でもサイズが1.0MBに!

 

すっきりしたもののサイズがでかい

 

 FlightGear用のランドマークの作成に挑戦した前回は、メモリ消費を少なく済ませるために画像を多く使い、透明を利用した重ね合わせで立体感を出せばいいのではと考えたのですが、結果は画像部分と透明部分との境が縁取りのように白っぽくなってしまい、今いちだったことを報告しました。

 メモリも画像が303KB、3Dモデルのacファイルが157.2KBとそこそこ消費したように思いましたが、例えばパリのサクレクール寺院の3Dモデルは、夜間用の画像もあって画像だけでも1300KBをこえ、acファイルだけでも262.6KBと自作の朱雀門を上回っていることが
わかりました。同じくエンタシスの円柱がならぶマドレーヌ寺院も画像が810KB、acファイルが471KBとなっています。

 もう少しメモリを使ってもよさそうです。ならば、軒下の組物は平面でごまかすにしても、柱や高欄は3Dモデリングしてみようと、今一度朱雀門をつくり直してみることにしました。

 暇と集中力に欠き、思わぬ時間がとられましたが、円柱にsmoothをあてるとスジが入ってしまうやら、いつのまにかエッジを削除してしまっていたり、テクスチュアがうまく貼り付けられなかったりと、かなりトラブったことも影響したと思います。

 再作成してみた朱雀門は上に掲げた画像にてご確認ください。何とacファイルだけで1.0MB使ってしまいました。凹みます。

 柱もさることながら、組物ももっぱら平面とはいえ多数の頂点からなっているために、メモリをくっているようです。繰り返しでてくる構造物は、すべて3Dモデルとして再現するより、xmlの記述で再現する方がよいのでしょうか?