最新のFlightGearの安定版・開発版 | virt_flyのブログ

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フライトシミュレーターソフトのFlightGearで仮想飛行を楽しむブログです。

↑サンセットが美しい開発版のスクリーンショット

 

最新の開発版のバージョンはFlightGear2024.2

 

フライトシミュレーターソフトのFlightGearの安定版が更新されていることを、FlightGearの米国サイトの記事で知りました。FlightGear2024.1.1です。

 

FlightGear2024.1が昨秋リリースされた際は、開発版が安定版になったものだろうと考え、以降もすっかり無視を決め込み、開発版の2022.4.0を使い続けてきました。安定版がさらに更新されたことで、ひょっとすると開発版の方もよりあらたなものに変わっているかも。

 

↑刷新された米国サイト ダウンロードのドロップダウンメニューにNightly(開発版)の文字

 

FlightGearの米国サイトが少し前に刷新されていたことは知っていましたが、ダウンロードのページを開こうとして、開発版も同サイトからダウンロードできることがわかりました。

 

さっそく開発版のバージョンを確認しようとしてみたところ、表示はバージョン番号ではなく2025−08−14と日付になっています。翌日には2025-08-15となっており、日々の開発版の更新が反映されている模様。さすがサイトのリニューアルがあっただけあると言うべきか。

 

日々の更新は確認できましたが、大きな変更を伴う更新あったのかは、実際にダウンロードして試してみるほかなさそうです。

 

■Windows用安定版はRembrandtなしで影再現

 

Ubuntu用のFlightGearはAppImageで提供されていますが、基本データファイルが含まれておらず入手先を探さなければならず、安定版のAppImageいたってはクリックしてもなぜか反応がなくて使えないため、とりあえずはWindows用の安定版のexeファイル(FlightGear-2024.1.1.exe)をダウンロード、インストールしました。

 

↑Windows用安定版のランチャーの表示はFlightGear 2024.1.1

 

起動してみると、開発版同様にRembrandtなしで影が再現されるようになっています。

 

一瞬焦ったのはマウスの設定です。メニューバーの[File]から開いたドロップダウンメニューに[Input Systems]がなくなり、替わる[Input Device]中に[Mouse Config]が含まれるようになっています。

 

他、前バージョンよりどこが新しくなったのかはよくわかりませんが、対して変わらないのは、HUDが従来のまま、Aircraftも従来の機体がそのまま使えています。

 

■Ubuntu用開発版では画面・地表が真っ黒

 

前述したようにFlightGearのAppImageは、別途ダウンロードが必要な基本データファイルを探して来なくてはならず、面倒なのでスクリプト(「download_and_compile.sh」)を使ったインストールを試すことにしました。なお、Saikrishna ArcotさんのPPAを使用する方法は、うまくインストールができなさそうなので今回は見送りました。

 

以前、スクリプトを使った開発版のインストールでは、このPPAを使う部分が含まれていたようで失敗したのですが、今回は無事インストールが終了しました。

 

↑Ubuntuにスクリプトでインストールした開発版は、表示がFlightGear(Dev)

 

しかし、起動してみると画面は真っ暗! 残念なことに、とても遊べたものではない結果となりました。

 

もうAppImageを試すしかありません。

 

Ubuntuに開発版AppImageをダウンロード、件の基本データファイルはGitLabにあることを見つけてそこからダウンロードしました。ちなみにAppImageファイルはプロパティを開き、[プログラムとして実行可能(E)]にチェックを入れておきます。AppImageはいいですね。ダウンロードだけでインストールが不要で、クリック一つでアプリが起動するのですから。スクリプトを使い自動化されていても、ダウンロードを繰り返しコンパイルに時間がかかるのからすれば、ウソのよう。

 

↑AppImageから起動した開発版は、表示がFlightGear 2025-08-10

 

AppImageは一応起動はできました。しかし、薄暗く、一旦離陸すると地表は真っ黒! これではフライトを楽しめません。どうしてこんなことになるのでしょう? Waylandのせいってことでもないでしょうし? わかりません。

 

↑Ubuntu用FlightGearのAppImageから起動した画面では地表が真っ黒

 

■Windows用開発版で従来型のAircraftに不都合を知る

 

Ubuntuがだめとなると、あとはWindows用を試すほかありません。基本データファイルはUbuntu用に 入手していたものを利用し、米国サイトから開発版exeファイル(flightgear-20250815-windows-amd64.exe)をダウンロード。

 

↑Windows用開発版のランチャーなどの表示は日付形式(FlightGear Nightly XXXX-XX-XX)だが

 

インストールしたWindows用FlightGear開発版の名称は、Windowsのアプリメニュー上やアイコンをみれば、FlightGear 2024.2と表示されています。起動時の表示はUbuntu同様日付形式なのと異なります。どうやら開発版のバージョンは、2024.2のようです。

 

起動した開発版は、画面が真っ暗になったり、地表が真っ黒になることはありませんでした。

 

しかし、私の所有するパソコンはcore i7世代以上に新しいものがなく、内蔵グラフィックボードではスペックが低すぎるのでしょうか、画面に残像用の模様が生じ興ざめします。同じi7でも、グラフィックボードが増設されている場合は、冒頭のスクリーンショットのようなこれまでにない美しい画面が楽しめます。

 

大袈裟ですが、FlightGearの画面がMicrosoftのフライトシミュレーターの綺麗な画面に少し近づいた気がして嬉しく思います。

 

そのせいでしょうか。美しい画面と引き換えに、自作の機体に限らず、一部のAircraftの計器盤が真っ白に描画されてしまい見ることができなくなっています。航空灯も灯りません。ジェット噴流やロケット弾の白煙も描画できなっくなっているのかも。

 

これは大変ショックです。HUDが新しいものにかわり、画面左上のメニューバーを非表示に出来ない(方法がわかっていないだけでしょうが)、ダイアログボックスがテキスト表示みたいでわかりづらくなったり、Livery=塗装を変える機能が働かないなど、いろいろこれまでとの違いはあるのでしょうが、もうどうでもよく思えてしまいます。

 

問題は、透明化やライトなど光学関係だけなのでしょうか。他にも、今後のFlightGearに対応するAircraftの仕様というものがあるのでしょうか。

 

↑開発版のおかしなところ

 

Aircraftばかりではありませんでした。画像のような黄色っぽいおかしな模様が画面内にあらわれたり、鉄橋が透明となるべきところが不透明に。

 

 

■今後に期待

 

↑新開発版(FlightGear 2024.2)と旧開発版(FlightGear2022.4)との比較

 

まだまだ使えない開発版ですが、美しい画面が得られること大いに期待して、次の安定版が少しでも早くリリースされるのを待ちたいと思います。

 

Ubuntuでは、今しばらくは前の開発版であるFlightGear 2022.4.0で遊ぶしかなさそうです。